ガス設備点検の人を家に入れることができた

ガス設備点検が来たときの話です。

前回のガス設備点検は2014年、強迫性障害になったばかりで確認強迫症がひどかったころでした。
確認強迫症のころ、ガスの元栓を奪われた

不潔恐怖症になってから家に人を入れられなくなり、業者さんが来る必要があるときはどうしたらいいんだろう?と考えていました。

ちょうど3年が経ち、不潔恐怖症が軽くなってきたタイミングで再び点検となったのです。ギリギリ間に合いました(笑)

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ガス設備点検に来てもらうことにした

ガス設備点検のお知らせが入っていたときは、あー、来たなあと思いました。
はたして私は点検員さんを家に入れられるのか!?と考えました。

悩みましたが、点検日時を最大限に延長して心の準備と物理的な準備の時間稼ぎをしつつ、来てもらうことにしました。

ここ数年、恋人も家族も誰一人として家の中に入っていません。そんな状態でのりきれるだろうかと不安はありました。

が、私はもともと確認強迫症もあったように、ガスの事故というのもけっこう恐れているんですよ。

点検をしてもらわないと危険度が上がるので、点検を受けないのも不安なんです。確認強迫と不潔強迫のせめぎあいで、確認が勝ったような面もあります。

汚れるよりもガス事故のほうが怖いですからね。

ガス設備点検の前にした準備

我が家の場合、ガス設備点検の人が入るのはキッチンとお風呂場です。居室には入らないので、まだ気楽でした。

食器の水切りかごとかコーヒーマシーンとか、触れられたくないものは居室に避難させておきました。

触られるはずはないのですが、なにしろ狭いので、点検作業員さんの服が触れたりする恐れはあります。

あとは、100均で洗えるスリッパを買っておきました。

点検員さんの足が汚れているかもというのも気になりますが、ほかに汚いおうち(すみません)にも行っていた場合、汚れを持ち込まれるのが不安なのです。

スリッパを履いてくれない点検員さんもいるようなので、履いてくれますようにと願いました。

ガス設備点検の当日

点検員さんは若くて清潔感のある人で、ほっとしました。忙しいのかてきぱきしていて、無駄な動きがないのも良かったです。

ただ、スリッパをすすめたら履いてくれましたが、なぜかお風呂場に入るときにサッと脱がれてしまいました。

お風呂場の床が汚れたような気がして、胸がギュッとしました。

考えてみれば、キッチンとお風呂場を同じスリッパで歩くことを遠慮するのは、普通の感覚なのかもしれません。

うちはお風呂場に手洗い器があるため、私は日に何度もお風呂場に入ります。お風呂場の床は洗って乾かして靴下でも出入りOKにしてありますが、人にはわかりませんよね。

でも、点検員さんはお風呂場に入った靴下でキッチンの床も少し歩いていたので、スリッパのままで入ってもよかったのではないか?と思いました。

人が家に来ても掃除しないでいられた

点検が終わり、汚れたと感じたのは床です。

スリッパを履く前に床にも足をおかれたのと、お風呂場にはスリッパ無しで入られたことが気になりました。

掃除しようかどうか迷いました。

が、その日は点検があるので事前にも掃除していたんですね。

普通だったら、家に人が来た場合に掃除するのは来客前であって来客後ではない。そう考えて、掃除はしないことにしました。

夜にはお風呂に入りましたが、その時点ではお風呂場の床を丁寧に洗うということは思いつきませんでした。

寝る前に、あー、そういえばお風呂場の床が汚れた気がしたんだっけ…と思い出しました。

強迫対象に向かう前には緊張するし、汚れたと感じることはあるものの、引きずる時間が短くなっていました。

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