テレビドラマ「無痛~診える眼~」に強迫性障害を抱える役が出る

10/7(水)夜10時スタートのフジテレビのドラマ、「無痛~診える眼~」に強迫性障害を抱える女の子が出るそうです。

このドラマは、久坂部羊さんという現役医師が書いた『無痛』が原作。「責任能力の有無によって心神喪失者・心神耗弱者の罪を罰しない刑法39条の是非をも問う社会派ミステリー」とのこと。

強迫性障害の南サトミは、NHK朝の連続テレビ小説「まれ」にも出演した浜辺美波さん(15才)が演じる役。重度の鬱と強迫性障害を抱えているという設定で、教師一家惨殺事件の容疑者です。

強迫性障害がドラマに出るのは、認知度が広まることを考えると喜ばしいのですが、容疑者役ということなので、悪いあつかいじゃないといいなと思います。

 

気になるのは、強迫性障害と言ってもいろいろあるので。私のような不潔恐怖なのか、それとも、確認、加害恐怖、不完全恐怖、縁起恐怖…どんな強迫なのでしょうね?

一家惨殺事件の容疑者というところから考えてみました。

自分が不潔恐怖だからかもしれませんが、不潔恐怖は殺人なんてできないと思うのです。人の家(一家惨殺だから事件現場は家だと思う)に行くことが難しいし、返り血を浴びることも怖いです。

確認も、いろいろ確認しないと動けないのに、そんなだいそれたことはできそうにありません。

加害恐怖は真っ先に除外ですよね。実際に殺人ができるなら、それはもう治っている!(笑)

そう考えてみると、強迫性障害って、自分のこだわりにとらわれて身動きができなくなってしまうから、犯罪を犯すことも難しいのでしょうか。

もちろん(というのもなんですが)、強迫性障害の犯罪者もいます。新潟少女監禁事件の犯人は強迫性障害の不潔恐怖でした。私は強迫になってからそのことを知ったのですが、不潔恐怖でありながら、知らない女の子を部屋の中に入れるなんてよくできるな(そこ?)と思いました。

 

まあ、強迫性障害のどの症状かはドラマが始まればわかること…って、そうか、原作があるのだから読めばわかるのですよね!でも、ドラマを見たいので、お楽しみにしておこうかな。

水曜10時のドラマは視聴率争いが起こったりとなかなか熱いみたいです。「無痛~診える眼~」も視聴率が上がり、強迫性障害の認知度が広まるといいですね。

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