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認知行動療法を自分でやるのにおすすめの本。書きこみ形式の3冊をくらべてみた

      2018/05/18


認知行動療法の本を何冊か読んだりパラ見した結果、うつ病や不安障害の患者として認知行動療法をやりたい人には、書きこみ形式の本がおすすめだと思いました。

書きこみ形式と言っても白いページが大部分なわけではなく、認知行動療法の説明を中心に書きこみ部分もある本です。

実践しながら覚えられるようになっているので、心理学やカウンセリングを勉強中の人にも良いです。

認知行動療法を自分でやるための本3冊の比較

  1. 心がスッと軽くなる認知行動療法ノート 自分でできる27のプチレッスン
  2. こころが晴れるノート:うつと不安の認知療法自習帳
  3. 「気持ちの整理」練習帖: 不思議なくらい心が軽くなる26のスイッチ

まずは、認知行動療法の書きこみ形式の本でAmazonのランキング上位に入っていて人気の『心がスッと軽くなる認知行動療法ノート』と『こころが晴れるノート』、どちらがいいかを比べました。

『心がスッと軽くなる認知行動療法ノート』は、『図解 やさしくわかる認知行動療法』と同じく、臨床心理学者&臨床心理士の福井先生と精神科医の貝谷先生が監修した本です。

『こころが晴れるノート』は精神科医の大野先生のロングセラーで、認知行動療法の自習帳と言ったらこれ!と言われている本。お医者さんが患者さんにおすすめすることも多いようです。

大野先生が2013年に出版された『「気持ちの整理」練習帖』も加えて、3冊を比較しました。

1.心がスッと軽くなる認知行動療法ノート 自分でできる27のプチレッスン

監修:福井 至, 貝谷 久宣、144ページ、2015年発行

一番おすすめの本は、『心がスッと軽くなる認知行動療法ノート』です。

文章と書きこみ部分は横書き、オレンジ色がアクセントカラーになっており、かわいい猫のイラストつきで読みやすいデザイン。Kindle版がないのが残念です。

出版しているナツメ社のサイトで少しだけ中身を見ることができます。
心がスッと軽くなる 認知行動療法ノート 自分でできる27のプチレッスン | ナツメ社

専門用語をあまり使わずに、わかりやすく解説されています。

たとえば、認知行動療法では頭に自動的に浮かぶ考えを「自動思考」、根本的な価値観を「スキーマ」と言いますが、この本ではそれぞれ「頭に浮かぶ考え」「心のルール」と言っています。

それでいて、ちゃんと認知行動療法ができるのがいいですね。

考え方を変えるだけでなく、脳のプチトレや行動への移し方もサポートしてくれます。まさに認知”行動”療法を自分でやる本です。

2.こころが晴れるノート:うつと不安の認知療法自習帳

著者:大野 裕、125ページ、2003年発行

著者は精神科医の大野裕先生。

文章と書きこみ部分は横書き、ベージュに緑でイラスト入りのナチュラルなデザイン。詳しく解説されているため、少し文字が小さい部分があります。Kindle版あり。

Amazonで「はじめに」だけ見られます。
タイトルは「認知行動療法」ではなく「認知療法」の自習帳になっています。

ただ、行動に働きかける章もありますし、大野先生監修のサイトでも認知行動療法の本としておすすめされているので、あまり問題ないのでしょう。

内容はやさしく書かれていますが、薄いわりにはしっかりと認知行動療法ができるようになっています。

認知行動療法を自分でやりながら学びたいという人にはとても良い本だと思います。

3.「気持ちの整理」練習帖: 不思議なくらい心が軽くなる26のスイッチ

著者:大野 裕、156ページ、2013年発行

著者は精神科医の大野裕先生。

文章は縦書きで書きこみ部分は横書きなのが少し違和感があります。ピンクがアクセントカラーのシンプルなデザイン。Kindle版あり。

大野先生の書きこみ形式の本ではこちらのほうが新しいので、新しい本のほうがいいかもと読んでみました。

認知行動療法を自分でやる本というよりは、つらさや不安を解消するための本という感じでした。

書きこみ部分も問題がシンプルになっており、一問一答に近いです。

大野先生のメルマガを元にしたものなので、認知行動療法をやったことのある人が日常的に使うための本なのかもしれません。

認知行動療法/認知療法 書きこみ式の本の使い方

認知行動療法は自分でやる――紙に書く、行動することが大切な治療法です。

でも、精神状態がよくないときは、そこまでやる元気がありませんよね。

最初から書きこむことができなくても、まずはパラパラと気になる部分を読むことから始めても良いと思います。

私は読んでいるうちに、書きこみ形式の部分になると「私はこうだな」とふんわり考えていました。そのうち、紙に書いてやってみたくなりました。

どの本も書きこみ部分はコピーして使うようになっています。

家にプリンターがある人はコピーでいいでしょう。うちにはないので、本を見ながらノートに質問を写して使っています。

何度も質問を写さなくても、左に質問・右に答えという形にすれば、下にずらっと書きこんでいけます。

認知行動療法を自分でやるための本3冊の比較

『心がスッと軽くなる認知行動療法ノート』がおすすめです。

自分が認知行動療法で改善して、行動から認知に働きかける効果も大きいことを実感したので、行動もしっかりとサポートしてくれる点が魅力的でした。

また、本を買ってもすぐに「さあやろう!」とできる人は少ないですよね。

『心がスッと軽くなる認知行動療法ノート』は、デザイン的にも部分ごとの文章量的にも、ちょっと読んでみようかという気になりやすかったです。

『こころが晴れるノート』も良い本ですが、ややお勉強感が強いかな。自分でやってみながら認知行動療法をしっかりと覚えたい・学びたい人にはいいです。

認知行動療法を自分でやりたい人の参考になりましたら嬉しいです。

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