トイレにコートを着たままで入れた

強迫性障害になってから、トイレにコートを着たままで入れなくなっていました。

もうじきコートを着る季節ではなくなります。また冬が来るまで「コートを着たままで入れなかった」と思っているのは辛いです。

成功した経験をしておきたいので挑戦することにしました。

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強迫観念は2つある

原因の強迫観念は2つあります。

1つ目は、コートがトイレの壁や便器などについて汚れることへの恐怖。これは外のトイレに何度も入っているうちに、壁や便器につくことをあまり恐れなくなりました。

2つ目は、手洗いのときに手首まで洗えないことへの恐怖。これもトイレ後の手洗いを短くする10。爪と手首をあまり洗わなくなったで書いたように、手首の洗いかたが軽くなりました。

もう理屈的にはトイレにコートを着たままで入れるはず!ということで入ってみましたよ。

トイレにコートを着たままで入ってみた

まずは、手首部分をまくれるコートを着て出かけました。

最初から回避をしていますが、私が持っているコートのうち1着は、生地が厚くて手首を出せないのです。

なので、手首をしっかりと出せるコートを選びました。丈はおしりがすっぽりと隠れるくらいです。

何度も入ったことがある、ショッピングモールのトイレへ。いま思ったのですが、わざわざ外で挑戦しなくても、家でコートを着て試してもよかったですね(笑)

トイレに入る前に袖を折ってまくりました。

個室に入ってからは、コートの裾をまくり上げて、トップスをまくった中に入れて固定しました。そうそう、強迫性障害になる前はこうしていたんだっけ。

トイレの壁や便器などにつくことへの不安は減ったつもりでしたが、やはりコートともなるとボリュームがあるので気になります。

私はトイレを流すときに蓋を閉めるので、特に蓋の内側の汚れが気になるんですよ。

このトイレには便器の蓋がついていないので、その心配はなかったです。壁と便器につくことは既に気にならなくなっているので、コートがどこかについたかもしれないと気にすることもなく済みました。

手洗いをして終了。コートをまくる時間がかかった以外は、いつも通りに終わらせられました。

不安を取り違えていたかもしれない

トイレにコートを着たままで入れなくなってから、入れない理由は手首までの手洗いが確保できないせいだと考えていました。

でも実際は、手首までまくれるコートを着れば良かっただけの話で…。本当は、コートを便器につけてしまうことのほうを強く恐れていたのではないのか?と感じました。

出かけた時はなるべく外のトイレに入るようにしていたので、便器につくことへの不安も下がっていました。だからこそ、このタイミングで挑戦できたのかもしれません。

トイレ後の手洗いで手首まで洗わなくていいのか?という疑問

気になるのは、コートを選ぶことで回避してしまったことです。強迫性障害になる前は手首までの手洗いはしていなくて、手首を出せないコートを着ていても平気でトイレに入っていたのですから。

しかし、そうなると普段から手首まで洗わなくて良いということになり、それは…どうなのでしょう?

手首まで洗わなくなれば、いよいよトイレタンクの上の手洗い器だけで手洗いを済ませることができそうです。

しかし、それは…どうなのでしょう?(2回目)

手首まで洗わなくていいとしても、袖を手首までまくっておかないと、用を足して拭くときに袖口が汚れそうで嫌です。これはまだ、強迫観念なのでしょうか。

この件は引き続き保留ですね。

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