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『不安遺伝子を抑えて心がす~っとラクになる本』の感想

      2017/11/13


『不安遺伝子を抑えて心がす~っとラクになる本』を読みました。

「不安遺伝子」という言葉が気になり、おもしろそうだなと思いまして。

いままでは強迫性障害関連の本を読んでいたのですが、もう少し広く「不安」についての本も読んでみようと考えています。

不安がわいたときに強迫性障害の症状としてだけではなく、感情としての不安として処理できるかもしれませんしね。

『不安遺伝子を抑えて心がす~っとラクになる本』の内容

  • 第1章 「なぜ、人は不安になるのか?」不安遺伝子の正体
  • 第2章 不安遺伝子をコントロールすれば落ち込まない
  • 第3章 不安遺伝子の働きを抑えるメンタルトレーニング
  • 第4章 心理面から不安を軽減するメンタルトレーニング
  • 第5章 脳から不安・心配を消し去るメンタルトレーニング
  • 第6章 不安、うつ、メンタル不調を改善したい方へ

最新の遺伝学と脳科学の研究で、「不安遺伝子=セロトニントランスポーター」の存在が明らかになってきました。特に、日本人の保有率は欧米諸国に対してダントツに高く、約80%! 10人に8人が不安遺伝子の持ち主であり、もっとも不安を感じやすい国民とも言えます。

しかしながら、この不安遺伝子があっても、心をラクにポジティブにする方法があります。「心配性だ」「神経質だ」「落ち込む」「くよくよする」といったネガティブ志向のあなたでも対人関係やコミュニケーションの場で、前向きに生きられるのです。

本書は、1万5,000人以上のビジネスマンの心のケア、「うつ」を予防・改善してきた脳科学メンタルトレーナーによる実践的克服法です。本書に掲載されたメンタルトレーニングを実践すれば、不安や心配性を予防、改善することが期待できます。

大きく分けて、不安遺伝子の話とメンタルトレーニングのやり方が書いてあります。

不安遺伝子の話はおもしろい

性格傾向を作り出す遺伝子のひとつ「セロトニントランスポーター」には2種類あります。その違いにより、不安になりやすい人と不安になりにくい人に分かれるそうです。

日本人の80%が不安になりやすい遺伝子を持っているとのこと。

不安気質自己診断テストをやってみたところ、強迫性障害になったにもかかわらず私は不安気質ではないようでした!こんなに不安でいっぱいになるのに、まさかの結果です(笑)

ほかに人格に影響を与える遺伝子もあり、周りから評価されたい「循環気質」、人の世話をしたい「粘着気質」、自分の世界に浸りたい「自閉気質」の3つに分類されています。

タイプごとに、どういう状況にストレスや不安を感じるのかとその対処法が書かれています。

こちらも診断テストがついていて、私はやるまでもなく「自閉気質」だろうなと思ったらその通りでした。一人で静かに過ごすのが好きなのです。

強迫性障害の認知行動療法では外に出て刺激を受けたほうがいいのですけれど、向いてないんですよね~。

メンタルトレーニングはいくつか試したい

私は強迫性障害を治すために太陽の光を浴びるようにしています。が、太陽の光を浴びる「イメージ」だけでも効果があるそうです!

強迫性障害の人の中には、不潔恐怖のためにカーテンや窓を開けられないという人もいるので、これはいい情報ですね。

ほかにも、事実と噂と妄想を混ぜない、相手の表情に敏感に反応しないなど、気持ちを軽くするのに役立ちそうなメンタルトレーニングが載っていました。

いっぽう、ただの体験談に過ぎないように見える、メンタルトレーニングなのかな?という根拠と効果に疑問を感じるものも混ざっていました。

『不安遺伝子を抑えて心がす~っとラクになる本』の感想

不安遺伝子の話は興味深かったですし、メンタルトレーニングも「へえー」と思うものがありました。

著者は会社員を経て独立し企業カウンセラーをされている人なので、経験談や症例はあまり共感できませんでした。

また、強迫性障害を治すために根本的に役立つとか、人生のバイブルになるという濃さはありません。

字も大きくてすらすらと読めて、軽い読みものですね。心に残ったいくつかは取り入れてみようかなという感じです。

私は『ホンマでっか!TV』のように脳科学や心理学をわかりやすく教えてもらうのが好きなので楽しめました。

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