トイレ後の手洗いで、また少し手こずっています。
きっかけは、外のトイレに入ったときのこと。
強迫性障害になってから2回ほど入ったことのある、かなり綺麗で新しいトイレです。しかし、掃除の人が手洗器で雑巾をゆすいでいるのを見てしまい、汚れが気になるようになりました。
手洗いをしていて、手洗器に手が触れたり、水はねが腕につくと、汚いと思うのです。
また、そこの蛇口は手をかざすと一定時間シャワータイプの水が出るタイプ。水を出すのに蛇口付近に手をやると、蛇口や手洗ボウルに触れてしまいます。そうすると汚れた気がして、石鹸で洗いなおさずにはいられません。
うまく水を出すのも難しいし、シャワー状に出る水も勢いがよく、はねやすくて気になります。
もうこれで終わりと思っても、最後に流すときになぜか蛇口に手が触れてしまい、何度も何度も何度も何度も、手を石鹸で洗いなおしました。
何分間洗っていたのでしょう?20分?30分?ひさしぶりの長時間でした。
洗面台に洋服やバッグがつかないように、腰を引いた不自然な格好です。そんな姿勢で長時間の手洗いをしていたため、体も痛くなってきて、泣きたくなりました。
一生ここから出られないのではないかとさえ思いました。
やっとのことで手洗いを終えて出たあとは、手が真っ白に乾燥してピリピリと痛みます。
前回、同じトイレに入ったときは、ここまで気にしないで手洗いできたのですけれど。何かスイッチが入ったみたいです。
こんな日があると、私はなにも治っていないのではないかと思ってしまいます。症状が軽くなったと言っても、ただ理性で我慢してるだけで、根本的には汚いと思っているまま…。
その日以来、家でも水はねに対する恐怖心が強くなり、慎重に手を洗うようになりました。家ではさすがに、手洗器に手がついても水で流すだけで、石鹸で洗いなおすまではしなくて大丈夫です。
あと、暖かくなってきたので靴下を履かずに素足になったこともあり、水はねが足に飛んだような気がするんですよね。これは、実際にはねているのか、錯覚なのかわかりません。はねたと感じると、足とお風呂場(手洗器がある)の床も洗います。
爪の中の汚れもまた気になりだして、なかなか気軽な手洗いにできません。
調子がよければ、家ではトイレの時間も含めて5分くらいで戻ってこれるので、たいした手間ではないのですけれど、やっぱり外が問題です。
外のトイレは、お掃除の人が手洗器を使っているというのと、他の人の手洗いがかなり短時間なので、汚れが残っている気がするのです。
「手洗いの最後には手洗器を流しましょう」なんていうマナーはないですものね。私はなんとなく、強迫性障害になる前からざっと流していましたが、洗面台にはねた水を拭く人はいても、手洗器ボウルの中まで気にする人は少ないかも。
外でも蛇口や手洗器に手が触れても、石鹸での洗いなおさないようにしなくては。