認知行動療法のおすすめ本と人気15冊を読んだ感想 2021年版

スポンサーリンク

認知行動療法の本をいろいろ読んでいるうちに人気の本はだいたい目を通したので、おすすめ本と読んだ感想をまとめます。

認知行動療法の本には、患者が自分でやるためのセルフヘルプブックもありますし、心理士やカウンセラーが学ぶための教科書的な専門書もあります。

この記事では、うつ病や不安障害の患者さんをはじめ心の調子を整えたいという一般の人向けに、簡単でわかりやすい本を中心に取りあげました。

実際に読んだうえでの感想をなるべくコンパクトに書いています。

ぜんぶ読むのがめんどくさい人は、最後の認知行動療法のおすすめ本まとめをどうぞ。

認知行動療法の本で人気の本

認知行動療法の本の人気15冊リストです(2018年9月~2021年9月)。クリックでこのページ内の紹介文に飛びます。

  1. 今日から使える 認知行動療法
  2. マンガでわかる認知行動療法
  3. マンガでわかる心の不安・モヤモヤを解消する方法
  4. マンガでやさしくわかる認知行動療法
  5. 心がスッと軽くなる 認知行動療法ノート
  6. セルフケアの道具箱
  7. こころが晴れるノート
  8. マイナス思考と上手につきあう 認知療法トレーニング・ブック
  9. 図解 やさしくわかる認知行動療法
  10. ケアする人も楽になる 認知行動療法入門 BOOK1・2
  11. いやな気分よ、さようなら コンパクト版
  12. 幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない
  13. 敏感すぎるあなたへ
  14. 心のざわざわ・イライラを消すがんばりすぎない休み方
  15. 自分でできるスキーマ療法ワークブック Book 1・2

漫画つき認知行動療法のおすすめ本

1.今日から使える 認知行動療法


認知行動療法を知りたいと思ったとき、最初の1冊におすすめなのは『今日から使える 認知行動療法』です。

各章の最初には漫画が入っていて、仕事や人間関係で悩む女性が、認知行動療法を受けて成長するストーリーです。

認知行動療法がどういうものかわかりやすいとともに、文章に入りやすくなっています。

本文も図やイラストが豊富で飽きずに読めますし、取り外しできる別冊ワークブック付きなので、実践もしやすいです。

認知行動療法を自分でやりながら、しっかり理解もしたい人に向いています。


↑リストに戻る

2.マンガでわかる認知行動療法


認知行動療法の第一人者と言われている大野裕先生の本。

認知行動療法を自分でやりたい人ではなく、覚えて使えるようになりたい支援者のための本です。

が、認知行動療法の大切なポイントがしっかり書かれているので、やりたい人にとってもわかりやすい本になっています。

漫画はあまりストーリー性が無くあくまでも導入という感じ。絵柄もちょっと古くさいですね。

本文は図やイラストが豊富で読みやすいです。


↑リストに戻る

3.マンガでわかる心の不安・モヤモヤを解消する方法


認知行動療法の本にもマンガでわかる系のものは複数ありますが、「マンガでわかる~」というタイトルに一番ふさわしいのはこの本です。こちらも大野裕先生の本。

漫画は読みやすく絵柄もかわいいです。漫画と文章が半々くらい。

「自分はダメな人間」と思っている30代女性が、認知行動療法アプリに助けられながら不安を解消していきます。

本を読むのが苦手な人や、認知行動療法ってどういうもの?という疑問の答えを、さらっと簡単に知りたい人におすすめです。


↑リストに戻る

4.マンガでやさしくわかる認知行動療法


漫画は読みやすく絵柄も猫のキャラもかわいいのですが、主人公の職業は広告代理店とやや共感しにくいです。

ページ数は漫画が1/4、文章が3/4くらい。本文の文字はやや小さめで文章も固い感じ。

「マンガで~」というタイトルから想像するほどには、楽に読めないです。内容は悪くはないものの、簡単に読めるという期待からははずれています。

とりあえず漫画だけ読んで、認知行動療法がどういうものかをざっくり知りたい人にはいいかもしれません。


↑リストに戻る

認知行動療法を自分でやりたい人へのおすすめ本

5.心がスッと軽くなる 認知行動療法ノート


ノートのように薄い、認知行動療法を実践するためのワークブックです。ワークブックの中ではこれが一番簡単です。

かわいいイラストで読みやすいデザイン。専門用語をあまり使わずに、やさしく解説されています。

認知行動療法を学ぶのではなく、自分でやってみたい人におすすめです。


↑リストに戻る

6.セルフケアの道具

カウンセリングを受けられない人のためのセルフケアの本で、100個の多彩なワークが紹介されています。

100個というと多いようですが、ほとんどがイラストを入れて1~2ページ。本文だけなら半ページほどのワークも多く、文字量に圧倒されることはありません。

認知行動療法の本は1冊をとおしてやる形の本が多いですが、この本は目次を見て気になるページを試せるような作り。集中力がなくなっている人にも向いています。


↑リストに戻る

7.こころが晴れるノート


大野裕先生のロングセラーで、病院でおすすめされることも多い本です。

ベージュに緑でイラスト入りのナチュラルなデザイン。少し文字が小さい部分があります。

良書ではありますが、認知療法の本なのと、『心がスッと軽くなる~』のほうが取り組みやすい印象です。


↑リストに戻る

8.マイナス思考と上手につきあう 認知療法トレーニング・ブック


認知のゆがみをキャラクター化したカラーイラストが特徴的。こちらも認知療法の本です。

B5版のわりに本文はやや小さめの文字がびっしりで、イラストの印象ほど読みやすくなかったです。


↑リストに戻る

認知行動療法を学びたい治療者へのおすすめ本

9.図解 やさしくわかる認知行動療法


認知行動療法がどのような治療法なのかと、おもな技法の種類や治療の流れが書いてあります。

治療者向けも意識されているっぽく、100%患者向けではないかなと感じました。

良い本ですが、サイズが大きいことと、患者向けとしては『今日から使える 認知行動療法』が出たので、あえて読む必要はないと思います。


↑リストに戻る

10.ケアする人も楽になる 認知行動療法入門 BOOK1・2


『ケアする人も~』というとおり、看護師さんを例として書かれている本です。

認知行動療法が事例に沿って解説されますが、医療業界で働く人以外には、ちょっとはいりこみづらいかも。

BOOK1・BOOK2の2冊組みというところもハードルが高いですね。

認知行動療法の教科書的な本としては、イラストや図が多めで読みやすいです。最初から深く学びたい人におすすめです。



↑リストに戻る

11.いやな気分よ、さようなら コンパクト版


1980年にアメリカで出版された認知療法のベストセラーの翻訳書。

表紙に「自分で学ぶ『抑うつ』克服法」とあり患者向けの本とされていますが、なにしろコンパクト版でも488ページと辞書のように分厚い。

たまに、この本をうつ病・抑うつ状態の人にすすめている人を見かけますけれど、具合が悪い人が読めるのか疑問です。

読みこなせた人にとってはバイブル的な存在になる本なのでしょうね…。

カウンセラーや治療者を目指す人は基礎知識として必読かもしれませんが、闘病中の人がいまの時代に読む必要はないでしょう。


↑リストに戻る

第三世代の認知行動療法のおすすめ本

12.幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない


イギリスの精神科医が書いた翻訳書。

第三世代の認知行動療法と言われているACT(アクト=アクセプタンス&コミットメント・セラピー)の本です。

認知行動療法というと考え方を広げる「コラム法」が有名ですが、認知行動療法にはさまざまな技法があります。

ACTは新しい技法のひとつで、「目標に向かっての効果的な行動」を目指します。

マインドフルネスの要素も含まれていて、行動療法の要素が強い、認知“行動”療法ですね。

翻訳書で文字もやや小さめのため、読書好きな人でないと読みづらいかもしれませんが、認知行動療法にじっくり取り組みたいなら読んでおきたい本です。


↑リストに戻る

13.敏感すぎるあなたへ


ドイツのカウンセラーが書いた翻訳書。

認知行動療法の本に入れていいか迷いましたが、Amazonの認知行動療法の本のおすすめで出てくるので入れました。

脳に働きかけるメンタルトレーニングの方法が書かれていて、私は未来の認知行動療法だと思っています。

一見、自己啓発本のようでいて、脳の仕組みに沿った効果的なテクニックが紹介されています。

個人的にすごく役立った本でした。


↑リストに戻る

14.心のざわざわ・イライラを消すがんばりすぎない休み方


マインドフルネスの本。

マインドフルネスとは「いまこの瞬間に意識を向ける」技法ですが、テクニックを習得するのではなく日常の中でマインドフルネスに過ごす方法が書かれています。

うつ病や不安障害の人はもちろん病気でない人でも、忙しい毎日の息の抜き方がつかめると思います。

イラストもかわいらしく、プレゼントにもぴったりですね。


↑リストに戻る

15.自分でできるスキーマ療法ワークブック Book 1・2

スキーマ療法の本。

スキーマ療法はおもに、一般的な認知行動療法であるコラム法だけでは解決できないケースで使われます。

認知行動療法が合わなかった!という人に知って欲しいので、どーうしてもなにか1冊ご紹介したいのですが…。一般向けの手ごろな本がなくて迷いました。

「自分でできる」とついていますが2冊組なのでハードルが高いです。しかも実践はBook 2からだったりします。

それでも、コラム法だけではどうにもならないと感じたら、スキーマ療法にも触れてみて欲しいです。


68ページとめちゃめちゃ薄い「自習ガイド」もあります。読書が苦手な人はこちらを繰り返し読むほうがいいかも。


↑リストに戻る

認知行動療法のおすすめ本まとめ

認知行動療法の本で最初の1冊におすすめの本は、『今日から使える 認知行動療法』です。

漫画がはいっていますし、図やイラストが豊富で本文もわかりやすく、別冊ワークブック付き。

認知行動療法を実践したい人・学びたい人の両方におすすめできる本になっています。

読むというより実践したいなら、『心がスッと軽くなる 認知行動療法ノート』は薄くて良いです。

じっくり取り組むのではなくパラパラと読むには『セルフケアの道具箱』。コラム法だけでなく、いろいろな認知行動療法に触れられます。

目的によって最適な本は変わりますので、ご自分に合う本を見つけていただければと思います。

認知行動療法の本を選ぶときの参考になりましたら嬉しいです。

いままでに読んだ認知行動療法の本の感想はこちら。
「 認知行動療法の本 」 一覧

Amazonの「認知行動療法の本」の検索結果はこちら。
Amazon > 認知行動療法 の 検索結果

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました