ピョンチャンオリンピックが終わりましたね。
2014年のソチオリンピックの時には、まだ強迫性障害じゃなかったなあなんて思い出しました。春に生活の変化があってから、だんだんおかしくなりました。
で、あらためて気がついたこと。
私が強迫性障害になった原因は、脳の働きが変わったからかもしれません。
強迫性障害は脳の誤作動で警報機が鳴っている状態
強迫性障害は、脳の自己防御システムが誤作動しているという説があります。
本来なら危険なときだけ働く機能なのに、ちょっとした刺激で警報機が鳴り響き・止まらなくなる状態ということですね。
私がなぜそういう状態になったかを考えたら、生活の変化によって脳の働きが大きく変わったことに気がつきました。
仕事で人と会うことや会話が減った
強迫性障害になった2014年の春、私はお客さんの会社に通う仕事がなくなり、自宅だけで仕事をするようになりました。
私はフリーランスですが、会社に来て作業をして欲しいと言われることもあります。そういう契約があるときは数か月とか数年単位で通います。
会社はとても良いところで問題ありませんでした。
ただ、ものすごくにぎやかな会社だったのですよ。来客や電話応対、話しかけられることなどにそなえて気を張っていて、脳を頻繁に使っていたのだと思います。
人はストレスがない状態もストレスになる
自宅仕事になったときは、静かに仕事ができるし通勤から解放されたし、ストレスが減ったと思っていました。
しかし、人はストレスがない状態もストレスなのだそうです。
きっと私の脳の警報機は、あれ?いままで忙しかったのにおかしい!活躍する必要があるのではないか?と、なにもないのに誤作動を起こすようになってしまったのでしょう。
いままでにも、会社通いと自宅仕事が切り替わったときはありました。でも、静かな会社が多かったのです。
強迫性障害になったときは、あまりにも変化が大きすぎたんだろうなあ…。
家にいる時間が増えたためにセロトニンが減ったのだと思っていましたが。案外、こちらの原因のほうが大きいかもしれません。
強迫性障害が発祥したきっかけとして、結婚や妊娠、引きこもりなどもあげられます。
人と会うことや会話が減っていないか、脳への刺激が減っていないかは、見なおした方がいいと思いました。