『精神科医が教えない「プチ強迫性障害」という「幸せ」』が発売されました。
心理学者、臨床心理士である杉山崇先生の本です。
何度も手を洗う、戸締りや火の元が心配で怖くなる、不吉な数字を執拗に避ける……そんな症状を伴う「強迫性障害」。
特に最近ではコロナウイルスに対する不安から、この病理に悩まされる人も急増しているという。
だがこれは治さなくてもラクになる方法はあり、“卒業”するのも簡単なのだ。その対策を紹介する画期的な本。
- 治さなくてもラクになる方法はあり
- “卒業”するのも簡単
- 画期的な本
と、紹介文には魅力的な言葉が散りばめられていますが…。
強迫性障害に苦しんできた者としては、タイトルの「プチ強迫性障害」「幸せ」という言葉がひっかかります。
そもそも、強迫性障害は日常に支障が出たり苦痛があるレベルになると病気とみなされるので、プチ強迫性障害という言葉は矛盾です。
「“卒業”するのも簡単」なのに「治さなくてもラクになる」のも矛盾ではないでしょうか。
とはいえ、「画期的な本」と言われると気になりますね。
いままでの経験から、メインは曝露反応妨害法なんだろうな~。
機会があれば読みたいです。