北京オリンピックが終わりました。
今回もまた、さまざまなドラマがありました。
その中で、フィギュア団体のあとの宇野昌磨選手のインタビューは、とても印象的で覚えておきたいと思いました。
フィギュア団体 宇野昌磨選手のインタビュー
インタビュアーに「団体戦ということでチームに勢いを与えられる演技でしたね」と言われ、宇野選手はこう答えました。
「迷惑をかけたくはないなっていう思いはあったんですけれども。ただ、失敗したくないという後ろ向きな気持ちで試合に挑むことだけは、絶対に避けたいなって思っていたので。しっかりそこらへんはちゃんと自分で切り分けることができ、もう本当に駄目だったら真剣に謝ろうって思っていましたので。でも、無事できてよかったなと思っています」
@nhk_sports
連帯責任がある団体は、見ているだけでストレスを感じます。
選手はどうやってメンタルを整えているのか不思議だったので、宇野選手の言葉には感服しました。
あたりまえの難しさと大切さ
最善を尽くして「駄目だったら真剣に謝ろう」。
宇野選手は一見、あたりまえのことを言っているように見えます。
でも、大きなプレッシャーのかかるオリンピックで、あたりまえのことをやるのがどんなに難しいか。
そんな中、自分がやりたいこと・やるべきこと・結果を考えて、最善を尽くせるのは素晴らしいです。
大舞台で力を発揮できるのは、こういう人なのでしょうね。
人生のバランスを取る考え方として、覚えておきたいです。