漫画『リエゾン』1巻が無料だったので読んでいたところ、気になることが書いてありました。
リエゾン ーこどものこころ診療所ー 1巻 – eBookJapan
ASD+反復性うつ+抗うつ薬=躁うつ症状?
「#7 学校に行けない子ども③」での、うつ病の父親について医師やスタッフが話し合っているシーン。
父親に自閉スペクトラム症(ASD)の可能性があるかもという会話の中で、以下のセリフがありました。
「ASDと反復性のうつを発症している患者に通常の抗うつ薬を処方すると気分の上げ下げが引き起こされて結果的に双極性障害のような症状を見せることがあるんです」
リエゾン ーこどものこころ診療所ー 1巻 – eBookJapan
へー!
そんなことがあるのですね。
強迫性障害と双極性障害は似ている?
強迫性障害は自閉スペクトラム症の二次障害として発症することもありますし、うつ病や双極性障害を併発することもあります。
強迫性障害に双極性障害向けの薬が処方されることもあります。
素人の意見ですが、私は強迫性障害は双極性障害に近いのではないかと考えています。
というのも、強迫性障害は再発しやすいと言われています。
寛解と再発ではなく周期的な波だとすれば、双極性障害のようだと思ったわけです。
強迫行為をしているときの過活動ぶりと、回避しているときのうつ状態という2面性がある点も似ています。
まあ、いまのところそういう説はみあたりませんが…。
素人の私が思いつくくらいなので、きっともう研究・否定されているのかもしれません。