コミックエッセイの登竜門である「コミックエッセイプチ大賞」の受賞作が発表されました。
なんと強迫性障害をテーマにした2作品が受賞されていて驚きました。
入賞:わたし宗教 もつおさん
アメブロ特別賞:強迫性障害と7年間戦ってみた 菊晴さん
菊晴さんはアメブロでブログが始まっていました。
強迫性障害と7年間戦ってみた
『わたし宗教』では縁起強迫と摂食障害、『強迫性障害と7年間戦ってみた』では不潔恐怖と加害恐怖と溜めこみが描かれています。
強迫性障害をテーマにしたコミックエッセイは出版されていますが、私の知る限りでは『うちのOCD』『規格外な夫婦』など、患者の家族が描いたものだけです。
なので、患者本人が描いたものが出ればいいなあと思っていました。
強迫性障害をテーマにした作品が2つも受賞したのは、病気の知名度が上がってきたからではないかと思います。
両作品とも特になんということもなく暮らしていたのに強迫性障害になったという点がよかったです。(いや、なったのはよくないんですが)
強迫性障害はストレスがきっかけでなることもありますが、私や受賞作品のように大きいきっかけがないまま、なることもあります。
また、両作品とも最後は強迫観念に逆らうことで治っていきますが、病院では曝露反応妨害法に繋がれなかったという点は残念ですよね。
引き続き、私も微力ながらブログを通じて、曝露反応妨害法があることを伝えていきたいと思いました。