強迫性障害で引きこもりの女性がアニメ制作で社会復帰を目指しているそうです。
FBS福岡放送のYouTubeに動画がアップされ、Yahoo!ニュースにもなっていました。
特集『キャッチ』 『引きこもり』から社会復帰目指す女性漫画家(FBS福岡放送) – Yahoo!ニュース
紹介された吉田さんは、就職後に強迫性障害や適応障害になったそうです。
手洗いをしてキレイになっているのに、手がボロボロになるまでやめられなかったり、トイレに7時間こもったりする日々が数か月続きました。強迫性障害や適応障害などと診断されたということです。
トイレに7時間とは大変でしたね。ほぼトイレで暮らしているようなものではないでしょうか。
『引きこもり』が続いていた時に、大好きな絵を描きながら就労訓練ができる事業所があると知りました。福岡市博多区の『デジタルアートセンター』です。吉田さんのような疾患のある人たちが、アニメや動画などを制作しています。
『デジタルアートセンター』は、就労継続支援B型という施設で、雇用契約を結ばず、作り上げたものに対する報酬の『工賃』が支払われます。吉田さんは。ことし1月の設立とともに通いはじめました。
就労訓練でアニメや動画を制作する事業所もあるのですね。
『デジタルアートセンター』は、 福岡県のほかに広島と神奈川と名古屋にあり、東京・千葉・埼玉でも開所予定のようです。
デジタルアートセンター|クリエイター技術を学び、仕事にする就労継続支援B型事業所
一般企業で働くのが難しくても、自分に合った業務を選べるのはとてもいいと思います。
吉田さんは去年、実家からグループホームに移り、1人暮らしの“準備”をしています。体調に波があり、『デジタルアートセンター』に通えない日は、グループホームで作業をしています。通院に加え週2回の訪問看護を利用しています。
一人暮らしを目指すまでどう回復したのか気になりますが、短い時間の中でそこまでは触れられませんよね…。
就労訓練、グループホーム、訪問看護など、さまざまな支援が受けられるんだなと思いました。
強迫性障害になっても社会復帰を目指せるという、励まされるニュースでした。
番組で紹介された動画はこちら。