昨日、東京都知事の小池百合子氏が記者会見を開いて、今週末の不要不急の外出自粛を都民に要請しました。
スーパーには買い溜めをする人々が訪れて、だいぶ混雑したようです。
早い人は記者会見が開かれるというニュースが出た時点で、買い物に向かったとか。
様々な反応を見ていて、買い溜めと不安耐性について考えました。
普段から買い溜めしている人は不安に弱い
ネット上での店員さんの発言によると、毎日のように開店から薬局やスーパーに並んで、数量限定のマスクや除菌グッズを買い漁っている人たちがいるそうです。
転売目的ではなく、必要以上に買ってしまう、いくら買っても安心できないというのなら、強迫性障害に似た状態なのかもしれません。
「品物が買えないかもしれない」という不安から、「買えた!」という安心を得るのは強迫行為と似ています。
一時的な不安解消効果があるのでしょう。
あわてて買い溜めする人は不安に強い
いっぽう、外出自粛要請が出てから買い溜めに走る人たちは、不安に強い人たちなのかなと思います。
他国で次々と都市封鎖がされていたのに、日本にその可能性があるとは考えていなかったのでしょうか。
メディアでは「不安に駆られてレジに並ぶ人たち」などと報じますが、不安を感じやすい人ならとっくに買い溜めしてあるはず。
もちろん、なるべく缶詰やインスタントで過ごしたくないと生鮮食品を買うのはわかるのですが、いまになって水やインスタントラーメンなどの保存食を買っている人も多いそうです。
しかし結果として、差し迫ってからスーパーに走っても、なんとかはなっているわけです。
欲しいものが買えないとか、時間がかかったとか、混雑でコロナに感染するリスクが高いんじゃないかというのはあっても、それほど困りはしないでしょう。
普段から備蓄して欲しいと思いつつ、こういう人たちは「何かあったらそのとき考える」ことができるのだろうと、うらやましくも思えるのでした。
混雑しているお店に行くのは避けたい
私はというと、混雑が苦手ですし感染も怖いので、すでにうっすらと備蓄しています。
でも、こういう騒動があるともう少し多めに買い置きしておいたほうがいいかな?と思うので、あまり人のことは言えません。
それでは間に合わないこともありますから、日ごろからしっかりと管理しておかなければいけませんね。