強迫性障害*不潔恐怖症を治すまで -ブログ

強迫性障害の不潔恐怖症(潔癖症)を認知行動療法で治すまでのブログ。ほぼ治った寛解状態になりました

私が強迫性障害の確認行為をやめた方法。メリットとデメリットを比べる

      2018/10/10


強迫性障害の確認行為による遅刻や仕事への支障が増えるにつれて、これは治さなくてはいけないと思い、確認をやめる決意をしました。

強迫性障害の確認で遅刻をするようになった

確認が増えて辛かったのは、遅刻をするようになったことです。

私は遅刻が嫌いです。人に遅刻をされるのはそんなに気にならないのですが、自分が人を待たせるのが嫌なのです。待ち合わせなどには、いつも早めに到着するのが当たり前でした。

そんな私にとって、5分から10分であっても、遅刻をしてしまうのは耐えられませんでした。

仕事の打ち合わせに2回続けて遅刻をしたときに、このままずっと遅刻する人になってしまうのではないかと、不安になりました。

週末には彼と待ち合わせをするのですが、いつも、食事をする店で待ち合わせる習慣です。彼はもともと、一人では飲食店に入れない人なので、混雑していく店内で彼を待たせていることが苦痛です。

外出の時間が迫ってくると、仕事先でみんなが集まって私を待っている光景や、一人で居心地悪そうに座っている彼の姿が思い浮かぶようになりました。

確認をするメリットは安心。デメリットは遅刻

強迫観念にしたがって確認行為をすれば、安心というメリットは得られます。しかし、それはすぐに薄れていき、結局はまた強迫観念がやってきます。

そんなつかの間の安心よりも、仕事上の信頼や恋人の方が、ずっとずっと大切ではないか。

そう考えると、まだ確認したいと思っても、振り切って家を出られるようになりました。確認をするメリットよりも、遅刻をするデメリットの方が大きかったのです。

強迫性障害の確認は仕事に支障が出る

同じころ、仕事上の確認にも時間がかかるようになり、支障が出てきました。

目が滑るというか、自分がどこを見ているのかわからなくなります。確認したかしないか、わからなくなる感覚でした。仕事のできあがりを、何度も何度も見直しました。

これは、元の確認方法に無理やり戻して、治まりました。

というのも、もともと几帳面なので、念入りに確認をしていたんですね。

私は自営業なので、ミスはすべて自分の責任になり、信用や仕事の依頼につながります。中には、失敗すると数百万単位の損失になる仕事もあるので、絶対にミスをしないようにしていました。

私の仕事の確認方法は、1回目にざっと見て、2回目に時間をかけて見て、3回目に初めて見るような気持ちでもう一度見るというやり方です。

長い時間をかけたり同じやり方で何回も確認するよりも、目線を変えて3回確認することで、ミスは少なくなります。確認する量が多いときには、2回目と3回目だけやります。

確認が増えたあとでこの方法に戻すときには、かなり怖さがありました。確認しなかったことでミスが出て、責任を問われるのではないかという考えが浮かびました。

でも、仕事が遅くなって締め切りを破る方が目先の支障=デメリットなので、必死で耐えました。

仕事については、スピードと正確さが自分の売りだと思っています。それを失いたくない気持ちが強く、早めに戻せたのではないかと思います。

確認で無駄にする時間とどちらが大事か

やめづらかったのが、泥棒に入られることへの恐怖でした。不潔恐怖症がひどくなってからは、お金や物を盗まれるよりも、部屋に入られて、踏み荒らされることが怖いのです。

しかしその一方で、泥棒に入られる確率がどれくらいあるというんだ、という思いもありました。

私は一人暮らしですが、これまたもともと心配性なので、泥棒に狙われないような部屋を選んで借りています。玄関もベランダも、それなりに人通りがある道に面していて、ベランダは隣近所のマンションから見えるような建物です。

そもそも、お金がありそうに見える家ではありません(笑)

この部屋が泥棒に入られる確率は、どのくらいだろう?被害にあったとしても、盗まれるような高価なものはほとんど持っていません。パソコンとデジカメ…多く見積もっても被害総額20万円くらいでしょうか。

部屋を荒されて、引っ越しをしたり物を買いかえるはめになったとしても、100万?200万?さすがに痛い金額ですが、いくら確認をしても、泥棒に入られる可能性がゼロになるわけではないのです。

泥棒が入る確率の低さと、いくら確認をしても可能性がゼロにならないことを考えると、過剰な確認をしている時間や、強迫観念にさらされているストレスがもったいないと思えました。

外出の直前ではなく早めに確認をして安心体験をする

電気・ガス・水道の確認をする理由は、火事や水漏れへの恐怖です。集合住宅なので、周囲に損害をあたえることも怖いです。

何度も確認しなくても大丈夫だと覚えるために、外出の直前に確認をするのではなく、30分前までに確認をすることにしました。そうすれば、出かけるまでの時間に、何も起こらないことがわかるからです。

確認した記憶があやふやになるので、不安はあります。でも、強迫観念が出ても、確認はしないで、「確認はした」と自分に言い聞かせます。

確認をした結果はあやふやでも、確認をしたということはしっかりとわかっている。こんなに心配しているのだから、確認をしたのにできていない可能性は、限りなく低いはず!

30分前から外出の直前までは確認をせずに、出かける5分前にもう一度、確認をします。触ると状況が変わってしまうかもしれないので、見るだけです。

ガスコンロの火は消えていた。窓は閉まっていた。水道は閉まっていた。電気器具は消えていた。

過去形で確認することで、30分前からいままで確認をしなくても大丈夫だった。だから、外出しても何も起こらない。そう信じられるようになりました。

 

いまでも30分前と直前の2回は確認しているので、まったく気にならなくなったわけではありません。でも、確認にかけている時間は合わせても10分程度なので、このくらいは普通…とまでいかなくても、病気とまではいかない範囲内だと思っています。

外出で家から離れるときには、心臓をギューっと絞りあげられるような強い不安を感じます。でも、時間がたつにつれて薄れていきます。

たまに、すごく時間がたってから、ふと不安になるときがあります。そんなときは確認したときのことを思い出すのではなく、家を出る前に(無理やりですが)これでよしとして出た気持ちを思い出すようにしています。

 

安心をする方法は、認知行動療法では間違ったやり方で、「不安なことは起こってから考える」べきだそうです。
強迫性障害の治し方 「安心する」を目的にしない!

泥棒と仕事に関してはそう思えるけれど、火事や水漏れといった他人に被害を与えるかもしれないことは、なかなかそうは考えられませんね。

いまのところは確認が減ったので、よしとします。

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