強迫性障害が治るとしたら、お金をいくらまで出せるでしょうか。強迫性障害になってから、たびたび考えていました。
強迫性障害がすっかり完治して、強迫性障害になったこともきれいさっぱり忘れられるのならば、一千万円払ってもいい。いや、一千万円はやっぱり無理かな。500万円?300万円?
あーでも、もしも強迫性障害じゃないときに神様が現れて、強迫性障害になる人生を選んだら一千万円あげると言われても、絶対に受け取りませんね。
払うのと貰うのは違うものですね。いや単に、無い袖は振れないだけでしょうか。
強迫性障害の行動療法の治療費
強迫性障害の治療で有名な『なごやメンタルクリニック』では、「集団集中3日間プログラム」の料金が105,000円(税別)、オリエンテーションが15,000円(税別)、カウンセリング費が10,000円(税別)、「治療が完結するまでに総額で20万程度掛かることになります」と書かれています。
私は関東に住んでいるので、宿泊費やその後のカウンセリングに通う交通費も含めて考えると、50万円もあれば十分な治療が受けられるのではないかと思います。一千万円とくらべたら格安です(笑)
と言いながら私は、医師の指導の元でも自分でがんばらなければいけないのならば、自分で治そうという判断をしたわけですが。
自分でどうにもならなかったら、治療費を払うことにためらいはありません。人生を無駄にしている時間や収入が落ちるといった損失を考えれば、一生をかけて払ってもいいです。
強迫行為を我慢したら得したと考える
で、思ったんですよね。自分で治すということは、治療費を得しているということになります。
つまり、強迫行為を我慢したらお金を貰えると考えると、やる気が出るのでは!
1年間の治療費を100万円とすると、1日分は約2,740円。最近の私が強迫行為を我慢しようかと引っかかるのは多くて1日5回くらいなので、1回我慢したら500円。
あれ?意外と少ないですね。強迫がひどいときだったら、強迫行為をしていいなら喜んで500円払います!と逆効果だったかも。
いやでも、500円は家にいながら稼ごうと思ったら難しい金額です。 500円玉貯金…はお金を触るのが嫌だから(だからそれが強迫なんだってば)、代わりにおはじきでも貯金箱に貯めたら、やる気が出るかもしれません。