手洗いの記憶が抜け落ちる強迫観念

朝起きてトイレに行ったあと、ひさしぶりに、手洗いをしていないのではないかという強迫観念が浮かびました。

強迫性障害が良くなってからも、たまに強迫観念が浮かぶので嫌になります。

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手洗いをしたかどうか確認してしまった

手洗いし忘れの強迫観念は、強迫性障害の最中は手洗いのたびに浮かぶおなじみのものでしたが、今ではほとんど浮かびません。

浮かぶときは、なぜか朝いちばんが多いです。

寝起きで頭が働いていないのでしょうか。

たぶん強迫観念だろうと思いつつ、指の間が湿っているかで手洗いしたかどうかを確認してしまいました。

湿っているので洗ったんだろうと判断したものの、ちゃんと洗ったのかな?と不安になってしまいました。

確認しても納得できないところが強迫観念です。

洗いなおさなかったけれど微妙な気持ち

どうしようかな、パパっともう1回洗ってしまおうかなと迷いました。

でも、ここで強迫行為をするとまた来るのがわかっているので、我慢しました。

顔や体やスマホや布団に触って汚れを広げました。

そのまま、パソコンをしたりコーヒーを淹れて飲んだりしていたのですが。

2時間くらいたって再びトイレに行って手洗いをしたときには、手洗いをし直せたような気がしてほっとしてしまいました。

うーん、やっぱり洗えてないかもという不安がつきまとっていたのですね。

手洗いした記憶がなくなる

私の強迫観念は、手洗いした記憶がスコーン!と抜け落ちます。

本当に、今さっき手洗いしたかどうかがわからない。

曝露反応妨害法では、手洗いしていてもしていなくても良いという心境を目指します。けれども、私はそこまではできていません。

過剰にしていた手洗いを、普通の手洗いに戻しただけで終わっています。

「手洗いしていない」は許容できていないので、「手洗いしていないかも?」という不安が沸くのでしょう。

手洗い無しでも平気になるまでやらないと再発しやすいそうですが、やっぱりそこまではやりたくないです。

突然の強迫観念はやはりつらい

こうして強迫観念が沸くと、やっぱり嫌ですね~。

不安になっている予兆はまったくなく、突然「ひさしぶりー、元気?」みたいなノリで来るんですよ…。

寒くなってから調子は悪く、体調管理も崩れがちではありました。

とはいえ、強迫性障害の症状は出ておらず、外出したくないとか料理したくないという程度だったので、不意打ちでした。

まあでも、たまに強迫性障害が顔を出しますが、日常ではほとんど悩まされることはありません。

終わりの見えない繰り返しから解放されて、不安になっても1回やりなおすだけで済んでいるので、よしとします。

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