認知行動療法をもう一度しっかりやることにしたで書いたように、また手洗いの時間が短くなりました。
手洗い前後の爪がほとんど気にならなくなった
強迫性障害になってから、手洗いのときに爪の中まできちんと洗えているかどうかが心配でした。
爪の中に汚れ(皮膚?垢?)が入っていると、トイレの汚れがその汚れについたままになるような気がして、トイレ前と後は念入りにチェックしていたのです。
何度かやめようと試してはいたのですが、やはり気になって仕方がなく、手洗い後に爪を見ないことで回避していました。それが、ほとんど気にならなくなりました。
トイレ前後に関係なく、爪の中に汚れを見つけると取りますが、それは強迫性障害になる前からしていたことなので。
トイレに行く前にまず爪を確認!トイレから出た後も爪を確認!という意気込みはなくなりましたね。
手首を水で流すだけになった
我が家の手洗い器は小さいので手首が洗いづらいです。
なので、手首は片手で反対の手首に水をかけて洗うようにしていました。パシャパシャパシャと…表30回、裏20回くらいです。
悪化時には手洗い器で手を洗ったあと、キッチンのシンクで腕の真ん中から先を流し、さらにシンクを洗浄するまでがフルコースでしたので、それに比べれば格段に楽でした。
が、普通は手首に水をかけるなんてしませんよね。なので、ちゃんと治そうと思ったときに、手首に水をかけるのをやめようと思えました。
いまは、蛇口の下で水がかかる範囲の手首だけを水で流しています。
正しい手洗いでは、手首もきちんと洗うように推奨されています。手洗いのイラストでは、片方の手首を反対側の手で握るように描かれています。その範囲には数センチ足りないと思います。
でも、我が家の手洗い器ではこれが限界!トイレタンクの上の手洗い器で手洗いを済ませるとなると手首なんてもっと洗えないので、これでいいことにします。
外での手洗いは手洗い器の汚れが気になる
家での手洗いはだいぶ短くなりましたが、外での手洗いはまだ長いです。
外は節水型の水栓が多く、手が洗えたという満足感がなかなか得られません。
また、外では手洗い器の中を流す時間も長いです。ほかの人の手洗いが短いので、手洗い器の中が汚れているように感じてしまうからです。
手洗い器の中を流そうにもうまく手の中に水を溜められなかったり、手洗い器が大きくて流すのが大変だったりで、なかなか終わらせられません。
強迫性障害を治すには、手洗い器の中を流すのをやめなければいけないのかもしれません。
外はともかく家でのトイレ後の手洗いにかかる時間は1分30秒くらいになりました。水だけでの丁寧な手洗いという感じでしょうか。
この先は手洗いのステップを確認しなくなったり、めんどくさくなって徐々に短くなっていくのではないかと思います。