「トイレ後の手洗いを短くする」は、いつまで続くのでしょう。まだ課題は残っているので、もうしばらく続きそうです。
トイレ小のときは水だけで洗えるようになり、それでけっこう満足して、時間を縮める挑戦はしていませんでした。
水洗いになった時点で5分弱まで縮まったので、まあいいかと思っていたのです。
しかし、だんだんと手洗いの時間が短くなり、いまでは2分くらいで終わるようになりました。
トイレ後の手洗いの時間が2分くらい=タンクに水が溜まるのと同じくらいになった
2分くらいというのは、我が家のトイレのタンクに水が溜まるのと同じくらいの時間なんですよね。
トイレ後に手を洗っているとき、トイレのタンクに水が溜まる音が気になっていました。
というのも、私はもともとはタンク上の手洗器だけで手洗いを済ませていたので、本当なら水が溜まる間に手洗いを終わらせられるはずだという気持ちがあったのです。
タンク上の手洗器では石鹸が使えないので、石鹸で手洗いをしているときにはあきらめていました。
が、水だけの手洗いにしたことで、意識するようになりました。
まずは、石鹸を使うときと同じようにまんべんなく手をこするのをやめました。
いまの手洗いの手順は、こんな風です。
- 蛇口の下で両手を30回くらいこする
- 片手の手の平を丸めて水をためた中で、反対の手の手指をゆすぐ×左右
- 片手ずつ手の甲と手の平を20秒流す
- 蛇口と手洗器の中を流す
- もう一度片手ずつ流す
- 手首に水をかけて流す
蛇口と手洗器の中を流してから手首を洗うまでの部分を繰り返してしまうことが多く、なかなか短くできなかったのですが。最近では、ほぼ安定して2分くらいで終わらせられるようになりました。
ということは、将来的には、トイレのタンク上の手洗器だけで手洗いを済ませられるようになるかも!?
いまはまだ、水が溜まるのが先か、手洗いが終わるの先かというくらいです。短くできたら友達の家に行けるので、縮めたいです。
あとは、外のトイレですね。友達の家は友達を信用しているので、自分の家と同じようにできる自信があります。外の不特定多数が使うトイレはまだハードルが高いです。
水が冷たくなったのを利用した
トイレ後の手洗いを短くできた理由のひとつに、水が冷たくなったことがあります。
私が住む関東地方も本格的に寒くなってきました。うちの手洗器はお湯が出ないので、手洗いのときに、ひしひしとそれを感じます。
水が冷たいから手洗いを早く終わらせたい。そう思うのは自然なことですよね。
ところが私の場合は、自分が手洗いを早く終わらせたくて、手洗いが充分にできていないのではないかと恐れて、水が冷たくなった当初は逆に長くなりました…。
水の冷たさに慣れてから、水が冷たくなる前の手洗いに戻りました。
そしてやっと、「水が冷たいから、これをきっかけに手洗いの時間を縮めよう」という心境になり、最近になって定着しました。
まったく、強迫性障害ってめんどくさいですよね(笑)
2分くらいの手洗いでも、手が冷えて真っ赤になりつらいです。
強迫性障害の悪化時にはこの冷たい水で20分も30分も手洗いをしていたのですから、強迫観念の持つ力はおそろしく強いのだと、あらためて思いました。
インフルエンザやノロが流行りはじめて、「最低30秒は手洗いをしましょう」などと書いている記事を読むと、ため息が出てしまいます。
30秒で終わらせられたら、どんなに楽か…。