植木が枯れてしまった植木鉢を片づけました。
不潔恐怖症になってから、土が汚いと思っています。土にはいろいろなものが混じっていると思いますが、色からして糞尿を思わせるし、実際に混じっているはずなので苦手です。
土に関連する、地面、靴、泥つき野菜などが苦手。植木や植木鉢も苦手です。なにしろ、土そのものが入っているのですから。
うちにもひとつだけ、植木鉢に入った植木があったんですね。強迫性障害になってから、水をやるのもおそるおそる。葉っぱや土に触らないように、高いところからじゃーっと入れるだけになっていました。
もともとは腰くらいの高さの棚の上に置いていたのに、高い位置にあるとそこから土が舞う気がして、床に直置きに変更。植木にとって良いはずもなく、どんどん元気がなくなり、とうとう枯れてしまいました。
ごめんね、ごめんなさい。私が強迫性障害になったばかりに枯らしてしまった…。
この植木は想い出の品でもあったので悲しかったです。
問題はそのあとです。
植木が枯れてしまうと土がダイレクトに見えて、部屋の中にあるのが気になります。
とりあえずベランダに出したのですが、土が乾くと舞いそうで心配。さらに梅雨になって雨がふったら、植木鉢から土があふれてベランダの床を汚すのではないかと不安になりました。
この不安は、植木鉢を片づけないことには取り除けない。
大雨がふる前にと、勇気を出して処理することにしました。使い捨てのビニール手袋をはめて、ベランダに新聞紙を2重に敷き、植木鉢から土を取り出します。土をビニール袋に入れて、新聞紙も厳重に丸めて捨てて、終了。
…のはずでしたが、そうスムーズにはいかず、ベランダに少し土がこぼれてしまいました。ほんの少し、小さじ1/4くらい。嫌な気持ちが広がりました。
ベランダの床も洗う?いやでも、ベランダの床は外だから、もともとざらっとしています。その「ざらっと」は、まぎれもなく土でしょう。つまり、量の大小だけで、もともと土で汚れているのです、たぶん。
ベランダは洗わないことにしました。洗うのがかなりの手間だというのもありますが、嫌な気持ちも、思ったほど大きくなかったからです。これは見過ごせると判断しました。
そうか、私、土に対する恐怖は少し小さくなっているのかもしれない。
勢いに乗って、土がついた植木鉢を洗いました。まあ、これは泥つき野菜を洗うのと似たようなものですが、お風呂場で洗うので、お風呂場全体が汚れてしまうので大変でした。
植木鉢についた土って完全には落ちず、染み込んだように残るんですよね。汚れが残っているのは不安でしたが、乾かして、あとは捨てるだけです。
強迫性障害になってから、スニーカーを洗えないのが不便でしたが、植木鉢を洗えたということは、がんばれば洗えるかもしれません。いやでも、植木鉢は捨てるけれど、スニーカーはまた使うものだから、どうかなあ。