ラーメン屋さんに行ったら、トイレに近い席に案内されました。そのお店では、トイレの外に洗面所があり、その前に暖簾がかかっています。
お客さんが少ない時間だったので、ホール担当の女性の店員さんがトイレに行きました。
トイレをチェックするなんて本当に申し訳ないのですが、不潔恐怖症としては見過ごすこともできず、つい関心が向いてしまいました。
店員さんの行動で気になったのは。
- エプロンをしたままでトイレに入った。
- トイレ後の手洗いが短かった。
の2つです。
エプロンをしたままでトイレに入ることは、強迫性障害になる前から気になります。私自身、学生のころは飲食店でアルバイトをしていて、トイレに行くときはエプロンをはずしていましたから。
ただ、考えてみると、エプロンがない制服の場合もあるので、気にするほどのことではないのかもしれません。
トイレ後の手洗いの短さは、けっこうつらかったですね。見張るつもりはありませんでしたが、何しろすぐそこが洗面所なので、嫌でもわかります。
彼女がトイレから出る音がして、ホールに姿を現すまで、10秒くらいだったでしょうか。あの短さだと、石鹸は使っていないだろうと思います。
飲食店といっても、こんなものなのでしょうね。私だって強迫性障害になる前は、トイレ後の手洗いは水洗いだけでしたから、人のことは言えません。
ラーメンができあがるまでの間、「あれが普通の手洗い。彼女は彼女なりに綺麗になるまで洗ったんだから大丈夫。気にしない、気にしない」と、自分に言い聞かせました。
彼女がラーメンを運んでくるときは、丼のどこに触っているかをチェックしないように、目をそらしていました(笑)
とはいえ、支払いのときに彼女の手に触ったり、お釣りを受け取るのには抵抗があり…。お財布に、ラーメン代ぴったりの小銭があるのを確認したときには、ほっとしました。
いつもは店員さんに直接渡して支払うこともあるのですが、手に触れたくなくてトレーに置いてしまいました。我ながら、嫌な感じです。
でも、お金を数える彼女の手を見ていたら、前に本屋の店員さんの手が気になったときと同じように綺麗で、気にする必要なんてないんだよなと思いました。
最近では、気軽に外出できるようになってきたので、なるべく出かけるようにしています。なので、気になることもあれこれあります。
そうやって、ストレスを受けて、それに慣れていった方がいいのではないかと思うんですよね。
出かけるたびに何かしら気になるのは、自分が神経質すぎる証拠。何度も目にしていれば、日常の風景として受けとめられるようになるはず。そして、やがては気にならなくなると信じたいです。