ダメだったことを書きがちなので、たまには強迫性障害で治ったことを書きます。
- 家の中で外のものに触っても手洗いをしなくなった。
- トイレ後の台所での手洗いが短くなった。
- 手洗いのあと、部屋に戻ってきてからの手の洗いなおしがほぼなくなった。なので、机やキーボードやマウスを拭きまくることがなくなった。
- トイレットペーパーの芯をビニール袋に入れないと部屋のゴミ箱に捨てられなかったのが、そのまま捨てられるようになった。
- 外出後にスマホや携帯電話を拭く時間が短くなった。
大きいのが、「外のものに触っても手洗いをしなくなった」と「部屋に戻ってきてからの手の洗いなおしがほぼなくなった」です。この2つができるようになって、手洗いの回数が格段に減りました。
手湿疹も、まったくなくなりました。ただ、最近は寒いので、手洗いするときに温かいと感じるくらいのお湯で洗っていたら、手のひらの皮がうっすらと剥けました(汗) お湯まではいかない、冷たさを感じないくらいの水にしたら治りましたが、手にはお湯もよくないんですね。
トイレ後の手洗いを筆頭に、まだまだ治したいことはたくさんあります。でも、悪化時に比べると、治ってきていると思います。
何よりも、一日の中で強迫観念にとらわれたり、強迫行為をしている時間が格段に短くなったのが嬉しいです。
悪化時は本当に一日中、強迫性障害のことで頭がいっぱいでした。
トイレに行くと30分くらいかけて手洗いをして、その後も緊張が取れなくて、なんだかわからないまま汚い気がして洗いなおしたり、触ったものを拭いたり。
外のものになかなか触れず、やっと触ったと思うとすぐ手洗い。汚いか綺麗か、普通はどのくらい洗うのかを調べたり。
そんなこんなをしているうちに、またトイレに行きたくなり、でも手を洗いたくないから我慢…。
まさに強迫性障害のエンドレスループの中にいました。
いまは、トイレやお風呂や外出後など、特定のときだけ強迫性障害に向きあっている感じです。
外のものに触るたびに手洗いをしていた私。手の洗いなおしをして、汚い(と思う)手で触ったものを一生懸命に拭く私。いま振り返ると、人ごとのように感じます。どこか滑稽で、かわいそう。
そんなことをしなくていいんだよと抱きしめてあげたいけれど、きっと彼女は疲れた顔で「そういう問題じゃないの」と言うのでしょう。
いまの私もまた、未来の私が抱きしめてくれるはず。そしてそのときは、「そうだね、ありがとう」と言いたいです。