新型コロナウイルスが本格的に広まりそうですね。
接触感染と言われているうちは、気をつけていれば安全かなと思いました。
けれど、飛沫感染の可能性もあるとなると、完璧に予防するのは難しいでしょう。
新型コロナウイルスの予防は強迫行為に繋がる
テレビやネットでも、専門家の人たちが予防方法を語っています。
- 石鹸での手洗い
- マスク
あたりは一般的ですが
- 手やよく触れる場所の消毒
- 帰宅後のスマホの消毒
- 帰宅後の入浴
まで言われているものもあります。ここまでくると、内と外を分けることになります。
強迫性障害の悪化時にやっていた強迫行為と同じだなあと思いました。
強迫行為は感染予防としてみれば、けっこう正しい行動なのですよね。
だからこそ、不潔恐怖症だと何が正しいのかわからなくなって苦しいのです。
新型コロナウイルスより強迫性障害が怖い
予防のための洗浄行為は、やろうと思えばできます。
やり始めたら完璧にやることになるでしょう。
スマホの消毒?メガネは?買ってきた物は?
帰宅してお風呂に入る前に触ったドアノブは?歩いた床は?
まあ、繰り返しはしないでしょうから、強迫性障害のときほど大変にはならないかもしれません。
が、強迫性障害がひどかったころの感覚を思い出すのも嫌ですし、歯止めがきかなくなって強迫性障害が再発するのも心配です。
新型コロナウイルスも怖いですが、強迫性障害が再発するほうがもっと怖いし、可能性も高い。
私にとって強迫性障害は、とんでもなく苦痛なものなのです。
今の段階では手洗いとマスクだけにしておいて、内と外を分けるような洗浄行為まではしないでおこうと思います。