アメリカで、強迫性障害を治療する電磁波デバイス(※装置)の販売許可が下りたそうです。
販売と言っても家庭用ではなく、医療機関用です。
強迫性障害の症状が3割以上軽減!?脳に電磁波をあてる治療デバイスがFDAの承認へ
このほど、米国食品医薬品局(FDA)より販売認可が下りた、強迫性障害を治療する電磁波デバイスについてご紹介していく。
<中略>
100人の強迫性障害患者のうち、49人がBrainsWayによる電磁波デバイスで治療を受け、51人が擬似デバイスによる治療を受けた。
25分間の治療セッションを週に5回、計6週間おこなった結果、電磁波デバイスによる治療では、38%の患者で30%以上の症状軽減を認めたのに対し、擬似デバイスでの治療では11%の患者のみだったとのこと。
「38%の患者で30%以上の症状軽減」というのは、いまいち効果が低いように感じますが…。医学的にはそうでもないのかな?
「25分間の治療セッションを週に5回、計6週間」という、治療回数の多さも気になります。
もしこの回数を受ける必要があるのなら全30回になり、費用が高くなってしまいそう。
副作用があるのかどうかも知りたいところです。
日本でも、重症な統合失調症やうつ病の場合に電気けいれん療法(ECT)を行うことがあるそうです。
電気けいれん療法は何がどう効いているのか不明なままです。
が、この電磁波デバイスは刺激する脳の部分が強迫性障害に特化しているとのことなので期待できますね。
アメリカで認可されたばかりですが、効果があるなら日本でも治療を受けられるようになればいいなと思います。