昼間は、昨日やった「足に触る」を復習して、夜に新しい挑戦をやりました。
今日の「中古本を触る」と「外出用のバッグに触る」は、なかなか決心がつかなくて取りかかることができず、ぐずぐずと夜になってしまいました。
曝露反応妨害法2日目の不安階層表
行動 | 不安尺度 |
外出用のバッグに触る | 50 |
中古本に触る | 40 |
中古本に触る
数年前に古本屋さんで買った漫画に触りました。嫌な気持ちがしましたが、触ってみると意外と平気でした。ついじっと見て、古さとか汚さとかについて考えてしまいました。それでも耐えられました。
本や漫画は、新品のものなら触ってベッドで読めるようになっていたので、中古でも同じようなものだと思えました。
悪化時は新品でも、「製造過程やお店に並ぶまでに人が触っているから汚い」という考えでしたから。
じりじりとした感覚はあったので、そのまま20分くらい、ベッドの中で読むことにしました。中古本に触った手で顔や体を触り、本をベッドに置いたり、顔にくっつけたりしました。
顔にくっつけたのは、病前は読みながら寝落ちして、本を顔の上に落とすことがあったからです(笑)
本は、「守りたいリスト」でも上位にいれたように、大切なものでもあります。触れているうちに、本を好きな気持ちを思い出して、和解したような気分でした。
ただ、うちにはもっと年季の入った古本…20年前にブックオフの100円棚で買ったような本もたくさんあります。そちらには触れませんでした。
外出用のバッグに触る
よく使っている外出用のバッグ4つに触りました。外ではまったく平気で触っているのに、家の中で触るだけで、とても違和感がありました。
日常的に、家の中ではあまりバッグに触る必要がないので、「バッグの中に入れていたものを取り出す」と考えながらやりました。
外のトイレに持って入ったバッグもあり、そのことを思い出すとドキドキしました。トイレから出るときに、そのバッグのチェーンに汚れがつく気がして嫌だったことを思い出し、わざとチェーンにじっくりと触りました。
バッグの中にも触りましたが、お財布は、お金が汚いイメージが強くて触れませんでした。
その他。トイレ掃除、お風呂、生理
トイレ掃除をしました。そういえば、トイレ掃除の前に便器に触ったりしてみればよかったのかな?
掃除後はお風呂に入ることにしているため、掃除中はほとんど抵抗なく触れるので、思いつきませんでした。
続けてお風呂。『図解 やさしくわかる強迫性障害』には、曝露反応妨害法(ERP)の最中の入浴方法も書かれていますが、難易度が高いので、普通に入りました。
生理になってしまい、トイレ後の手洗いが少し長いときがありました。
汚れタオルを作った
曝露反応妨害法の最中に、手洗いの代わりに手を拭いて汚れをためていく「汚れタオル」を作りました。
私は、トイレ後や必要なときには手洗いをするという自己流でやっていて、克服したい項目は、手洗いをしないで触れるようになりたいのです。
なので、手を拭くタオルは必要ないと思い、用意しなかったのですが、汚れをためていくことが必要なのかもしれないので、作りました。
曝露反応妨害法2日目をやった感想
中古本とバッグはハードルが高く、なかなか取りかかることができませんでした。けれども、外では触れるものなので、触ってしまえば、思ったほど嫌悪感はありませんでした。
触るぞ!と構えて触るよりも、ストーリー仕立てというか、触る必要があるという設定を考えて触る方が、落ち着いて触ることができました。
汚いものを触ったあとで自分の体に触って広げますが、私は自分の体も腰から下は汚いと思っているので、広げるときに触ってしまわないように緊張します。
腕、肩、顔と触って、最後に脇の下のさらに下、胸の横辺りをギュッと触ることが多いです。顔はあまり触ると、手が汚いかは関係なく吹き出ものが出そうで、ちょっと気になります。
3日目は、今日あまり時間をかけられなかったので、復習を中心にします。進めるようだったら、「外出着のまま家の中で過ごす」と「膝に触る」をやります。