『心のざわざわ・イライラを消す がんばりすぎない休み方 すき間時間で始めるマインドフルネス』を読みました。
マインドフルネスの本ですね。
マインドフルネスはいままでに読んだ本の中にもたびたび出てきましたので、自分に必要な分はわかったつもりです。
なので、この本は特に読む予定はなかったのですが、本屋さんでみかけたらコンパクトでかわいらしかったので、つい手に取りました。
寝る前とかに、気楽に読むのによさそうです。
『心のざわざわ・イライラを消す がんばりすぎない休み方』の内容
ついつい頑張りすぎて、忙しい毎日に流されるように生きていませんか。ハーバードやスタンフォードでも大人気の心のトレーニング、マインドフルネスを生活にとり入れて、 自分を大切に暮らす方法。
時間がない、忙しい人でも大丈夫!「歩く」「食べる」「家事をする」など、日常の動作にマインドフルネスをとりいれるコツ64。
マインドフルネスとは、「今、この瞬間に集中している」心の状態のこと。まとまった休む時間がなくても、今この瞬間に集中できている時間を増やすことでストレスが消え、 感情をコントロールできるようになります。
日々の一瞬一瞬を大切にする生き方を、マインドフルネスで始めませんか。何が起こっても「私は私で大丈夫」と思える、しなやかな自分に変われます。
目次
- 【心身不調】からだの感覚に敏感になる
- 【滅茶苦茶】きちんとした暮らしを整える
- 【日々苛々】せかせかした気持ちを柔らかくする日々の習慣
- 【休息所望】今日は自分を休ませる!と決める
- 【付合下手】ほどよい距離感で人間関係を良くする
- 【情緒不安定】ざわざわした心を穏やかにする
- 【人生迷子?】自分をもっと好きになって未来にワクワクする
マインドフルネスは難しくない
『がんばりすぎない休み方』は、私が考えるマインドフルネスに近いなと思いました。
マインドフルネスというと瞑想のことだと思って、ヨガなどのように習得するものだと考えている人がいるようです。
たしかに「マインドフルネス瞑想」といって、ある程度のやり方を決めている人たちもいるようですが…。
私はマインドフルネスは、形容詞のように「今に集中する」状態をあらわすものだと思っています。
できるとかできないはなく、ただやればいいだけ。写真を撮るときに「笑って!」と言われてニコッと微笑むようなものです。
『がんばりすぎない休み方』は、その「ただやればいいだけ」的な、いい意味で軽さのある本だと思いました。
『心のざわざわ・イライラを消す がんばりすぎない休み方』の感想
普通の単行本よりひとまわり小さい、かわいらしい本です。文庫本までは小さくない。なんのサイズなんでしょう、これ。
イラストが大きくて、大人の絵本という感じのデザインです。
中身は、日常の中でマインドフルネスに過ごすための64個のやり方が載っています。
どこからでも読めるので、パラパラと気軽に開けます。
マインドフルネスは難しいものではなく、その気になればいつでもどこでも「マインドフルネスに」なれる…。そんな、肩の力を抜いたようなメッセージが感じられる本でした。
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