『本人も家族もラクになる 強迫症がわかる本』の感想。読みやすいけれど物足りない

『本人も家族もラクになる 強迫症がわかる本』を読みました。

このシリーズの『自分でできる認知行動療法 うつ・パニック症・強迫症のやさしい治し方』は薄いなりによかったんですよね。
『自分でできる認知行動療法 うつ・パニック症・強迫症のやさしい治し方』の感想

なので手に取ってみたのですが、うーん。こちらは消化不良気味でした。

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『強迫症がわかる本』の内容

強迫症とはどのような病気か、症状や治療、発症のメカニズムなどをやさしく解説。治療を支えるためのほどよい距離の保ち方など、家族や周囲の人が心がけるポイントも詳しくご紹介。

目次

  • プロローグ こんな様子が見られたら強迫症かもしれません
  • PART 1 “とらわれ”から抜け出せない!強迫症とは
  • PART 2 強迫症のさまざまな症状
  • PART 3 病院やクリニックでの治療
  • PART 4 やる気がカンジン!認知行動療法
  • PART 5 家族や身近な人が強迫症だったら
  • 【ダウンロード特典】自己チェックリスト

『強迫症がわかる本』の感想

見開き2ページで1つのことが書かれていて、強迫性障害のことを簡単に解説した本です。

書いている人がライターさんだからか、「~といわれています」「~のようです」など、煮え切れない文章が多いのが気になりました。

強迫性障害のことを知りたいなら、私だったらもう少し突っ込んで書いてあるほかの本を選びたいかな。

悪くはないんですよ。もっといい本があるというだけ。

薄い本なら『よくわかる強迫症』、そこそこ厚い本も読めるなら『図解 やさしくわかる強迫性障害』がいいですね。

ただ、上の2冊はKindle版が固定レイアウトだったり無かったりです。Kindle版がいい人は、この『強迫症がわかる本』が候補になるでしょう。

文字が大きくて文字数が少ないので、短時間で読めるところは良いです。本を読むのが苦手な人にとっては読みやすいかもしれません。



新版『図解 やさしくわかる強迫症』が出ています。

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