『強迫症を治す 不安とこだわりからの解放』が発売されました。
強迫症を発症した精神科医・亀井士郎先生と、強迫症の研究や治療をされている精神科医・松永寿人先生の共書です。
積んでいる本の山が崩れて部屋が火事になるかもしれないから、何時間もかけて積み直す。ぶつかって人を線路に落として殺してしまうかもしれないから駅のホームを歩けない――精神科医の著者(亀井)は、強迫症(強迫性障害)を発症。強い不安やこだわりに苛【さいな】まれる地獄の日々を送るが、強迫症治療の第一人者(松永)と出会い、回復を遂げる。
同じ症状に苦しみながら、治療を受ける機会もなく放置されている人たちを救いたい。その切なる思いで、強迫症の病理と治療をリアルかつ分かりやすく解説した決定版テキスト。
精神科医として強迫症の知識がありながらも発症、しかも重症化したという点に興味がわきました。
というのも、私は強迫性障害の存在をしらないまま発症したので。もし知っていたら、初期段階でくい止められたのでは?と考えていたのですよね。
でもそうか、知っていても止められなかったのか……。どういう風に進行したのか読んでみたいです。
亀井先生は私と同じ7年前の2014年に強迫症を発症していて、その点も興味を惹かれました。
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