森田療法で強迫性障害を改善した症例

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ヨミドクターに、強迫性障害の女性が森田療法の外来治療を受けて改善したお話が載っていました。

不安は取り除かず「あるがまま」に…心の病気に「森田療法」

東京都内の30歳代のA子さんは一昨年1月、かかりつけ医に「強迫性障害(強迫症)」と診断された。物に触ると気になって手を洗い、「仕事の書類を捨てたかも」とごみ箱を何度も確認してしまう。抗不安薬を飲んでも改善せず、勤め先を休職したが、慈恵医大第三病院(東京都狛江市)で「森田療法」の外来治療を受けて改善、昨年夏に職場復帰した。

最初に診断されてから1年半くらいで働けるまでに改善したということですね。

森田療法はどのくらいの期間だったのか書かれていませんが、復帰して薬も飲んでいないとのことで素晴らしいです。

森田療法は古くからある治療法ですが、認知行動療法のACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)に似ていることから、また注目されてきているように思います。

行動を重視する点が、強迫性障害には効果的なのでしょうね。

ある診察日の朝、布団からどうしても出られず、担当の臨床心理士に「診察時間を遅らせて」と電話すると、こう指示を受けた。

「とりあえず布団から出ること。それから歯を磨き、服を着る。ダメなら、その時に考えましょう」

言われた通りにこなしていくと、電車に乗って時間通りに受診することができた。

もうダメだ動けない…という日でも、小さな「できること」をやってみるというのは大切です。

布団にもぐったままでは、何もできません。

私も朝起きたときから調子が悪い日もありますが、とりあえずトイレは生理現象で行きたくなるので、トイレに行き、手洗いをしたついでに顔を洗ってしまいます。

顔を洗ってもまだつらかったら、また布団の中にはいってもいいと考えてやるのですが。

顔を洗ったら少しすっきりして髪を結ぶ気持ちになり、髪を結んだらもう寝るわけにはいかないのでコーヒーをいれる…と行動をつなげられることが多いです。

強迫性障害だと、これをやったらあれは必須ということが多いので、連鎖的に行動していくのは向いているのかもしれません。

記事のように、臨床心理士さんが電話で指示をしてくれるのも治療のうちなのかどうかはわかりませんが、ここまでしてくれるなら患者としてはずいぶん心強いだろうと思いました。

森田療法の本では『よくわかる森田療法』がわかりやすかったです。


自分で治すなら、認知行動療法と森田療法をベースにした『「いつもの不安」を解消するためのお守りノート』がおすすめです。

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