洗濯機に触ると手を洗うのをやめた

洗濯機は汚れていると思っていて、洗濯機に触るたびに手を洗っていたのですがやめました。

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洗濯機に触ると手を洗っていた

強迫性障害になってから、洗濯機に触ると手を洗っていました。洗濯をするときに洗濯物を洗濯機に入れたら、そのままの手で蓋を閉めたり操作ボタンを押しますよね。

洗う前の洗濯物は汚れているので、それを触った手で触った洗濯機も汚いと思っていたわけです。

洗濯機の外側は綺麗なままキープしようと、洗濯機の蓋を開ける→洗濯物を入れる→手を洗って洗濯機の蓋を閉める、という流れにしたこともありました。

しかし、強迫性障害になる前は普通に汚れた手で洗濯機に触っていました。強迫性障害になってから徹底的に洗濯機を掃除したものの、洗濯機が汚いという意識はぬぐえず、触るとぼわっと手が汚れたような感覚に包まれました。

手洗いはやめられないままだったので、操作を終わらせてから手洗いをする形に落ち着いていました。

洗濯物がきちんと回っているか確認していた

もうひとつ、洗濯機の中で洗濯物がきちんと回っているか確認しなくては気が済みませんでした。

私は病前はけっこういい加減で、洗濯機に洗濯物を入れすぎてちゃんと回らないという失敗をたびたびやらかしていたんですね。

やらかすと、洗濯機から洗濯物を少し引っ張り出してバケツに入れておき、2回に分けて洗うのですが…。

これが、強迫性障害になってからは恐ろしくてできないことなんですよ!汚れた&洗剤入りの洗濯液に手を突っ込んで、それを洗濯機の縁にたらすことになるのですから。

なので、絶対に失敗してはいけないと、洗濯物の量を少なめにしてしっかりと監視するようになったのです。

洗濯機の確認をやめた

まずは洗濯機の確認をやめました。

うちの洗濯機は最初に少ない水量で洗ってから水を増やして洗う仕組みです。

私の洗濯を始めるときの流れは以下のとおり。

  1. 洗濯機に水を溜めて洗濯物を入れて漬け置き
  2. 2~30分後に洗濯機のスタートボタンを押す
  3. 水量が増えたところで蓋を開けて確認

洗濯を始める段階で、洗濯機に3回触ります。はい、もちろん3回手を洗っていましたよ…。

全自動洗濯機なのに自分で細々と作業を増やしているのは馬鹿馬鹿しいと思い、ちゃんと回っているか確認するのをやめました。洗濯物の量が適切なら必要ない確認ですしね。

始めは、洗濯物がきちんと洗えていないのではないかという不安に襲われて辛かったです。

洗濯物を干しながら、いつもと変わらない量だから洗えてる!大丈夫!とか思いつつ、まあ最悪、回転していなくても洗濯液につかったりなんだりしてるんだからいいやと思いました。

もともと私が洗濯機での洗濯をそんなに信頼していなかったという点も大きかったかもしれません。

気になる汚れは洗剤をしっかり泡立てて洗い、水でざあざあと流さないと気が済まないので、ひどく汚れたと感じたものは手洗いしてからでないと洗濯機に入れられないのです。

洗濯機での洗濯に完璧は求めておらず、どこか諦めている気持ちがありました。そのわりには、長い間確認を続けていたのですけれどね。

洗濯機に触ると手を洗うのをやめた

洗濯機が回っているかの確認をやめて、手洗いが3回から2回に減ったことで、とても楽になりました。

同時に、もう1回減らしたくなりました。最初に漬け置きするときには洗濯物だけでなく洗剤や柔軟剤にも触りますし、洗濯物を沈めるために洗濯液に手を突っ込むこともありますので、1回目の手洗いはやめられません。

が、2回目のスタートボタンをピッと押すだけで手洗いをしているのは、やめたくなりました。

洗濯機が汚れているといっても、洗う前の洗濯物に触ったというだけだし。洗う前の洗濯物って、もともとは着ていた洋服だし。

もう外はほぼ平気になっているし、いけるんじゃないかな?よし、もういいや!

と、そんな感じで洗濯機に触っただけでは手を洗うのはやめました。もちろん最初は胸がざわざわしましたが、スタートボタンを押した指を手で握って、腕を触って顔を触って、パソコンを触ってスマホを触って汚れを広げました。

手を洗ってしまうときもありましたが、最近は安定して洗わなくなりました。

洗濯を始めるときだけではなく、洗い終わった洗濯物を取り出すときにも手洗いをしていましたが、それもなくなりました。

もう治す方法はわかっているんです。問題は、やるぞ!やれる!できる!と思いきれるかどうかだけ。

いま洗濯関連で手洗いをするのは、洗濯を始めるときの1回だけ。洗う前の洗濯物と洗剤に触るからです。

洗う前の洗濯物に触るのはしなくていい手洗いかもしれませんが、私は粉末洗剤を使っていて洗剤に埋まったスプーンで洗剤をはかって入れるので。洗剤を触った手は洗う必要がありますし、それと合わせてという形になっています。

まだ細かい強迫行為は残っていますが、同じようにやめていきたいです。

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