調べたら、うちの近くの図書館にも、強迫性障害や認知行動療法の本がそれなりに置いてあるみたいなんですよね。
図書館の本は、今の私にとっては、もちろん恐怖対象です。図書館の本、古本、レンタル、すべてダメで、抵抗があります。
病前の私にとって、図書館は、子供のころから慣れ親しんでいた場所でした。
子供時代には、家には常に図書館から借りた本が置いてあり、お布団の中で読んでは、タダで本を借りられるなんてありがたいと感謝していました。好きな場所は?と訊かれたら図書館と答えるくらい、大好きでした。
大人になってからは、仕事用の本を買って読むことが増えたので、足しげく通うことはなくなりました。それでも、時間があればふらっと行って雑誌を読んだり、買うほどでもない本を借りたりはしていました。
それが今は、行くのも怖い。
図書館は、ホームレスの方が席を陣取っていることも多いです。病前は、臭いとか、椅子があいてないといった迷惑以外は、なんとも思っていなかったのに、気にしてしまいそう。
古本屋さんも平気だったので、古本は家にたくさんあります。不潔恐怖症になってから、読めていません。
この間、恋人が知らないうちに中古の漫画を大人買いしていて、私も読みたい漫画なのに、手を出せないまま。前もって買うつもりだと言ってくれれば、私が差額を払ってでも、新品を買ってもらったのに…なんて考えちゃいました。
彼の家では、その中古本とか、レンタルビデオ屋さんのDVDや袋がテーブルに置いてあるのも辛いです。
そんなこんなで中古はダメなのですが、図書館に強迫性障害の本があるかな?と考えて調べたということは、自分の中に、少しは行く気があるのかも、なんて思ったり。
図書館で本を借りるまではできなくても、もう少し読んで、どれを買うかじっくり選べれば嬉しい。読み終わったら手を洗って帰ってくれば、大丈夫じゃない?
いやいや、治ったら行けるようになればいいんだから、焦るな、私。
週末に、別の本屋さんに買いに行ってきます。置いてあるといいな。