風邪をひいていました。
ひさしぶりに外のトイレに入れたときに、コートを着ないでうろうろしていたのがいけなかったのでしょうか。数日後に喉の痛みと鼻づまりがでてしまい、1週間おとなしくしていました。
困ったのが、鼻水です。もう、花粉症なみにとめどもなく出るので、たえず鼻をかんでいました。
鼻づまりのぼーっとした感覚と、鼻をかまなければいけないわずらわしさも辛いのですが、一番たいへんだったのは、鼻をかむたびに手を洗わなければいけないこと。
病前は、鼻をかんでも手が濡れなければ手洗いはしていませんでした。手洗いをすることもありましたが、「必ず手洗いをしなければいけない」という気持ちがなかったのです。
電車の中や食事中など、すぐに手を洗えない状況で鼻水がでることもありますものね。ほかの人を見ていても、鼻をかんだあとに、いちいち手を洗いに行っているかというと、そんなことはないと思います。
でも、強迫性障害になってからいろいろ調べているうちに、鼻をかんだあとは手洗いをするべきという記事を読んでしまったんですよね。
悪化時には、鼻をかむたびに石鹸で手洗いをしていました。いまは少し良くなって、水で手洗いをすれば大丈夫です。
水だけでいいのかはわかりませんが、手洗いを推奨していたのは風邪やインフルエンザの感染予防の記事なので、一人で家にいるぶんには石鹸まではいいかなと思っています。鼻をかむたびに石鹸で手洗いをしていたら、手が荒れてしまいますから。
といっても、数分は洗うので、体が冷えてしまいます。風邪で具合が悪いのに、ベッドにはいっていても、鼻をかむと手洗いに起きなければならない。よくないと思いつつ、洗わないと気持ちが悪い…。
寝込んでいる間は手を洗わずに、風邪が治ってから布団カバーやシーツを洗濯すれば大丈夫かな?そう思ったのですが、手を洗わないまま綺麗な手か汚い手かわからなくなり、そのままいろいろ触ってしまうかもしれないと考えると、洗わずにはいられませんでした。
風邪の間は、お風呂もはいれませんでした。お風呂にはいれないほどひどかったわけではなく、シャワーだけで50分かかるので、風邪が悪化しそうで。最近は3日に一度しか入浴しないとはいえ、はいらないのと、はいりたくてもはいれないのとでは違いますね。
風邪をひいたことで、あらためて、まだまだ不自由な生活をしていると思いました。