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強迫性障害の不潔恐怖症(潔癖症)を認知行動療法で治すまでのブログ。ほぼ治った寛解状態になりました

強迫性障害の市販の漢方薬。選び方や効能など

      2018/08/24


病院に行けない場合、強迫性障害に効く市販薬で治したい人もいると思います。

強迫性障害に病院で処方されるSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)と同じ効能の市販薬は無いです。

ただし、強迫性障害に漢方薬を処方する病院もあります。

漢方薬は薬局や通販で買うことができますので、強迫性障害の市販薬が欲しい場合は漢方薬になるでしょう。

漢方薬の選び方。ストレスに影響するのは「気(き)」と「血(けつ)」

漢方薬を選ぶには、体力があるかどうかや症状をみて判断します。漢方で言う体力は体質という意味に近く、以下の3つに分けられます。

体力がない…やせ形、疲れやすい、声が小さい、寒がり、下痢気味

体力がある…筋肉質、疲れにくい、声が大きい、暑がり、便秘気味

中程度(普通)…上記のどちらでもない

また、漢方では人間は「気(き)・血(けつ)・水(すい)」の3つの要素で成り立っていると考えられています。

ストレスに影響するのは「気」と「血」。「気」は体のエネルギー、「血」は血液です。

このバランスが崩れていると、ストレスや神経症の症状につながります。

以下のサイトで体質チェックができます。
あなたはどのタイプ?「気・血・水」体質チェック|日本中医薬研究会

自分で漢方薬を選ぶときには、自分の体力がどのくらいかと、貧血気味かどうか(血を補う必要があるか)で判断するのがわかりやすいと思います。

この記事ではストレスや神経症に効能がある漢方薬5つをあげています。

基本的に気と血のバランスを整える漢方薬ですが、2.加味帰脾湯と4.抑肝散加陳皮半夏は血を補うことでバランスを整えますので、貧血気味の人に向いています。

漢方薬の名前をクリックすると、詳細に飛びます。

【体力がない】

1.桂枝加竜骨牡蛎湯
気と血を整える。神経症、不眠症、疲れやすい、興奮しやすい、夜尿症

2.加味帰脾湯
血を補う。神経症、不眠症、疲れやすい、貧血、のぼせ、ほてり

【体力は中程度】

3.半夏厚朴湯
気を整える。不安神経症、気分がふさぐ、喉や食道に異物感、動悸、めまい、吐き気

4.抑肝散加陳皮半夏
血を補う。神経症、不眠症、消化器が弱め、イライラ、更年期障害

【体力はある】

5.柴胡加竜骨牡蛎湯
気を整える。神経症、不眠症、イライラ、動悸、便秘

参考サイト:漢方セラピー|治すチカラが目を覚ます。|クラシエ

1.桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)

「桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)」は、体のバランスを整える「桂枝湯」をベースにした処方。「気」「血(けつ)」のバランスを整えて、心を落ち着かせます。

対象:体力中等度以下で、疲れやすく、神経過敏で、興奮しやすい。ささいなことが気になる。

症状

  • 神経質
  • 不眠症
  • 小児夜泣き
  • 夜尿症
  • 眼精疲労
  • 神経症

神経質、神経症への効能があります。

やせ型で体力がないのに、神経過敏になって頭だけ興奮している人への漢方です。

クラシエのサイトには「ささいなこと(家の戸締まり等)が気になって落ち着かないという方」と書いてあり、強迫性障害の症状にぴったりです。

体力がない強迫性障害の人には第一選択肢になるでしょう。

2.加味帰脾湯(かみきひとう)

「加味帰脾湯(かみきひとう)」は、消化器のはたらきを助けながら、足りない「血(けつ)」を増やして不眠を改善します。また、気持ちを落ち着かせることで、精神を安定させます。

対象:体力中等度以下で、心身が疲れ、血色が悪く、ときに熱感を伴う。

症状

  • 貧血
  • 不眠症
  • 精神不安
  • 神経症

精神不安、神経症への効能があります。

やせ型で体力がなく、ストレスや不安感からぐっすり眠れない人への漢方です。胃腸が弱い、貧血気味で血行が悪い、冷え性の人にも向いています。

3.半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」は、「気」のめぐりを良くして、のどのつかえ感や違和感を改善する処方です。

対象:体力中等度をめやすとして、気分がふさいで、咽喉・食道部に異物感があり、ときに動悸、めまい、嘔気などを伴う、体を動かす機会が少ない。

症状

  • 不安神経症
  • 神経性胃炎
  • つわり、せき
  • しわがれ声
  • のどのつかえ感

不安神経症への効能があります。

体力は中くらいで、喉や食道が詰まったような感じがしたり、せきが出たり、動悸、めまい、吐き気がする人への漢方です。

4.抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)

「抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)」は、「抑肝散」に「陳皮」と「半夏」を加えた処方。自律神経系の調節をしながら「血(けつ)」を補い、「気」「血(けつ)」をめぐらせる処方です。

対象:体力中等度をめやすとして、やや消化器が弱く、神経がたかぶり、怒りやすい、イライラなどがある

症状

  • 神経症
  • 不眠症
  • 小児夜泣き、小児疳症(神経過敏)
  • 更年期障害
  • 女性のホルモン変動に伴う精神不安やいらだち
  • 歯ぎしり

神経症、女性の精神不安への効能があります。

体力は中くらいで、イライラして感情のコントロールができなくなる人への漢方です。

5.柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」は、「気」をめぐらせ、体にこもった熱を冷ますとともに、心を落ち着かせる処方で、脳の興奮からくる不眠を改善します。

対象:体力中等度以上で、精神不安があって、動悸、不眠、便秘などがある

症状

  • 高血圧の随伴症状(動悸、不安、不眠)
  • 神経症
  • 更年期神経症
  • 小児夜泣き
  • 便秘

神経症、更年期神経症への効能があります。

体力はあり、ストレスでイライラして寝つけない人への漢方です。

ストレスや神経症への効能がある漢方薬といっても違いがよくわからなかったので、体力から選びやすいようにしてみました。参考になりましたら嬉しいです。

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