お風呂が長い。回数も減り、湯船に入れない時期も

病前の私のお風呂は、シャワーだけの入浴は30分くらい、湯船に入って1時間弱でした。湯船に入るときも、中で雑誌を読んだりして長々とつかっているだけで、洗う時間は変わりませんでした。

湯船にはいるときは、最初に体をざっと流して腰まわりだけ石鹸で洗い、湯船に入ったあと、残り湯を使ってシャンプーをしていました。リンスからはシャワーを使い、顔と体も洗ってお風呂場を流して終了でした。

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トイレのあとの手洗いを長くしたことで、お風呂も長くなった

お風呂の時間も、排泄物に対する恐怖から長くなりました。不潔恐怖症になってから最初のころは、お風呂に関してはあまり考えていませんでした。でもある日、「あれ?トイレのあとの手洗いをあれほど長くしているのに、そもそも排泄物が出るところとか、便器についている太ももはいいの?」と気がついてしまったんですね。

あーあ、気がつかなければよかったのに。

その日から、腰から膝上までの間を、石鹸で入念に洗うようになりました。範囲が広いのと、1回洗うごとに手も洗うので、時間がかかります。

洗っている途中の泡や水も気になるので、お風呂場の片隅で膝をついて洗っています。健常時のように風呂椅子に座って洗えば楽なのですが、洗う前に座ると、風呂椅子もしつこく洗うことになるので、できません。

膝が痛くてかなりつらいし、膝の黒ずみも気になります。以前の私は、膝の黒ずみを気にして、なるべく膝をつかずに生活していたんですけどね。

体を洗い終わると、周囲を何度もシャワーで流します。たぶん、ここまでで30分くらいかかっていると思います。

そのあとは、病前と同じ入浴になります。腰から膝の間以外は、以前と同程度で済ませることができています。

最後に、お風呂場の壁と床を何度も流して終了。これも病前にくらべて丁寧に何度も流すので、時間が長い原因になっています。

お風呂にかかる時間は長いときで1時間以上、いまは50分くらい

はじめに「排泄物がついた体もしっかり洗わなければ」と思ったときは、シャワーだけで1時間以上かかっていました。このころは、湯船のお湯に排泄物が混じっている恐怖が強くて、湯船にも入れなかったです。

やはり手洗いと同じように、何回洗っても綺麗になった気がしなくて。というよりも、手よりこっちの方が汚いと思い、しつこく洗っていました。

でも、もともとの知識として、股間や性器や肛門は、洗いすぎてもいけないというのがありましたので。正しい洗い方を見直すことで、洗浄行為を抑えられるようになりました。

洗い方は、以下のサイトを参考にしました。
スキンケア大学 意外と知らない!?デリケートゾーンの正しい洗い方
花王 赤ちゃん相談室 お風呂での洗い方は? きれいにしたいけど怖い!

いまはシャワーだけで50分くらいで、湯船にも入れます。

ただ、それでも長くて面倒なので、外に出ない日は2~3日に1回になってしまっています。

手洗いよりは入浴のほうが、気持ち的には軽いかも

手洗いの場合は、「以前の自分の手洗いが間違っていた」という気持ちがあるので、洗っても洗ってもやめることができませんでした。

お風呂に対しては、そういう気持ちが弱く、そこそこで切りあげられているように思います。とはいえ、腰から膝上までの間を洗う時間がつらいので、せめて3回を2回にしたいです。

お風呂場の掃除はそこそこ

強迫性障害の人の中には、入浴のたびにお風呂の掃除も長くしてしまうケースが多いようですが、私は掃除はそこまでではないですね。壁や床を流す時間は格段に長くなりましたが、洗剤は毎回は使っておらず、お湯や水で流すだけです。

最初はちらっと気になりましたが、そこは長年の習慣と、ずぼらさが勝った感じです。

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