トイレ後の手洗いを短くする 3。腕洗いを短くした

以下2つの記事の続きです。
トイレ後の手洗いで腕まで洗うのをやめたい
感覚と経験を信じる。強迫行為を汚いと思う程度でやめる

トイレ後の手洗いで、腕を洗うときに「念のため」に長く洗うのをやめました。

初めてやめたときは、念のためのつもりだったのに、意外と頼りにしていたのか、洗えていないのと同じように気持ち悪かったです。その手をタオルで拭くことも、物に触ることにもためらいがありました。

治したい治したい治したい。そのためにはここを超えなければいけないんだ。

ぐっと我慢をして、机に戻り、パソコンのマウスを掴みました。気持ち悪さのあまり、目に涙が浮かびました。

いますぐ手を洗いなおして、汚い手で触ったマウスもキーボードも机も、何もかもを拭きたい。そういう思いが押しよせます。

と同時に、はっとしました。

そういう、手を洗いなおしたり、物をいちいち拭いたりするのをやめたくて、これをやっているんじゃないの?治したいんじゃないの?病前の自分に戻りたくないの?

これは強迫性障害を治すための一歩なのに、何をめそめそと泣いているんだ。これができるようになれば一段階、良くなるんだ。嬉しいことなんだ。泣く必要なんてない、むしろ笑えばいい。

自分一人なのに、必死で作り笑いをしました。我ながら、ひたっているみたいでちょっと恥ずかしいですね(笑) でも、徐々に涙はひっこみ、落ち着きを取り戻せました。

しばらくは気持ち悪さが残りましたが、時間がたつにつれて、だんだんと弱まってきました。

この感覚は、外のものを触れるようにしたときと同じです。
一歩前進!外のものに触れた
「外のものに触れるようになる」をやった。食べ物は大丈夫かも

 

トイレで腕が汚れないことをチェックするのも続けているので、腕を洗う必要はないという考えにも傾いてきています。腕洗いをしたところで、どうせ気持ち悪さが残るくらいでやめるなら、腕を洗うのをやめても同じじゃないかと思い始めました。

いやいやいや、いっぺんにやらなくてもいいんじゃないの?

そういう尻込みもあり、今日は勇気が出せませんでした。

どうせいつかはやめなければいけません。だったらすぐやってみてもいいんじゃないか。できるかもしれない。

早いうちに挑戦します。

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