6/21(日)に、強迫性障害の集まりである東京OCDの会の月例会「女子のみの部屋」に参加させていただきました。3月に初参加して2回目です。
当日は家を出るのが5分ほど遅れてしまい、遅刻してしまう!という罪悪感で気が重くなりました。確認がひどいときに遅刻が増えていたせいで、遅刻を心配し過ぎるようになっています。
行きの電車では、隣の人がリュックを床に置いていて、リュックのひもがピロピロと私の足元の方に伸びているので、ひも経由で床の汚れが自分につかないかが気になりました。
会場に入ったら、ちょうど会が始まるところだったのでよかったです。
※会で聞いたお話やほかの参加者さんのことは他言無用のルールなので書きません。参加を考えられているかたも、安心して参加していただければと思います。
東京OCDの会の月例会は、車座になり、一人ずつ自分の近況や体験、困っていることなどを話していく形です。「女子のみの部屋」は、20人くらいいたかな。
不潔恐怖症の人が多いものの、いろいろな症状の方がいます。気になることは違っていても、細かいことにとらわれて苦しんでいるのは同じですね。
専門家のもとで行動療法をしている方のお話も聞けて、一人ではできないことも、励まして導いてもらえるようで、いいなと思いました。
月例会のあとで食事会とお茶会があり、両方とも参加しました。
話が病気のこととはいえ、いろいろとお話できてとても楽しかったです。
同じ不潔恐怖症の人は、同じことで引っかかっているんですね。「こんなことを気にしているのは自分だけじゃないか」と悩んでいたことが、ほかの人の口から語られるのが不思議な感じ。
私は普段、同調できないときははっきりと言うほうなのですが、この会ではあまりにも共感できるお話ばかりです。「わかるわかる」と言いすぎて、いつもの自分と違うように感じてしまうほどでした。
そして、外出するとつきまとうのが、トイレの悩みです。
この日の1回目のトイレは、前回に参加したときに行ったトイレだったので大丈夫でした。
問題は2回目、お茶会のお店でのトイレ。
そう新しくもない雑居ビルのトイレで、個室も1つ、手洗器も1つでした。私は手洗いの時間が長いので、手洗器が1つのトイレは嫌なのです。
1回目のトイレの建物と数分しか離れていなかったので、戻ろうかとも考えました。
でも、行動療法のお話を聞いて、自分も少し負荷をかけなきゃと思ったので、思いきって行きました。
手洗いをしている途中で、ほかのお客さんがトイレに入ったので「あの人が出てくる前に手洗いを終わらせなければ!」とがんばりました。結果、その人が出てくると同時くらいに、洗い終えることができました。
そもそも強迫性障害になってから、外で2回トイレに行くほど長く外出したことがなかったのです。帰宅してから、この日は10時間も外にいたことに気がついて、びっくりしました。
ここまで長く外出できて、無理だと思っていたトイレにも入れて自信がつきました。
そういえば、帰りの電車ではなにも気になることがありませんでしたね。電車に乗るとなにかしら気になることがあるのですが、帰りはなかった。
疲れていたからか、外出して気持ちがほぐれたからか、どちらにしろいいことです。
翌日は疲れが出てぐったりしていましたけれどね。少し無理をすることも大事だと実感した日でした。